電話が切れて、こちらからかけ直そうとしたが、俺はすぐに思いとどまった。
これは、今日のお楽しみこれまでだよ、ということだ。今は、奴にしつこい男だと思われたくない。
A子にしても、見た目からは想像できないぐらいスケベな女なのは知っていたが、これ程までセックスに貪欲な女とは思ってもみなかった。
それを引き出してくれたのは、まさしくこの男なのだ。俺には絶対できないことだ。
だからこそ、この関係を壊したくない。
三人それぞれ、最高の快楽を享受できる理想的とも言える関係なのだから。
とは言え、俺は奴にまさに今、蹂躙されているであろう妻のあの素晴らし肉体を想像し、激しい嫉妬心に苛まれながら、ベッドに横になっていた。
その時突然、電話がなった。時間は深夜の1時半を過ぎている。
A子からだ。どうしたんだろう。課長との情事を終え、帰るという電話なのか?
俺は電話にでる。
「あっ、、あ、あなた?、、、、わたし、、ァッ、、、ァン、、」
すごく甘い、そして、少しかすれた声だった。
「どうしたの?」
「アン、、ごめんね、、もう寝てた?、、、、ァッ、ァッ、、」
「う、うん、、、、」
やっている!二人はやっている。やりながら夫の俺に電話して、そのスリルを楽しんでいる。
「ダメ、、、、ァッ、、あのね、、女子会の、、ァン、、友達のうちに泊まる、、ことになったの、、ァッ、ごめんね、、、、」
間違いない。妻は奴の愛撫を受けながら話している。
おそらく、奴に無理にやらされたのだろうが、流された振りをして、A子自身もそのスリルを楽しんでいる、間違いなく。
俺はそんな二人に怒りを感じ無かった、二人がその積もりなら、協力してやる、その代わり俺も楽しませてもらう。
「わかった、、、、」
「友達、、、、寝ちゃった。わたし、、ァン、、今、一人だよ、、」
「そう、なんだ、、」
「、、ァッ、ァン、、、、あなた、、覚えてる?、、、、」
「なに?、、、、」
「前に、課長に、、、ァッ、、胸の谷間、、見せてやれって、、ァン、、」
「見せたの?」
「うん、、、見せたよ、、、、ァーン、、すごくイヤらしい目で、、、、二人きりだったから、たくさん、、見られた、、、、ァァ、ダメ、、、、」
「それだけ?」
「ううん、、、、オッパイ、触られた、、、、ァン、いっぱい揉まれた、、、、ああ、そしたらね、課長が、思っていたより大きいって、、かたちもすごくいいって、、ああ、それダメ、、、、」
「どうしたの?」
「な、何でもない、、、、ァッ、、、、そ、それでね、課長が、わたしとしたいって、、、、ああ、オ○ンコしたいって、、、、」
「、、、、したの?」
「してないよ、そのあと、、キスされそうになったから、、、、逃げだしたよ。ァッ、、」
あの話は本当だったんだ。
「あなたのせいだよ、、、、あなたが、、あんなこと言うからだよ、、」
「それから誘われないの?」
「行っていいの?行ったらされちゃうよ。いっぱいされちゃうよ。課長のチ○ポすごいから、いっぱいイカされちゃうよ!」
「えっ、、それは、、、、」
「本当は、Mはそうしてほしいんでしょう?
わたしが課長にされちゃうの想像してるの?
、、ああ、それ、だめ、感じちゃう!」
「想像してる、、、、」
「絶対にイヤにならない?絶対にわたしのこと嫌いにならない?」
「絶対にならない、もっとA子のこと好きになる。」
「フフッ、、Mってやっぱり変態くんだね、、ああ、、、、でも、、あっ、あっ、、少し待ってね、、課長とすぐにってのは、、、、あっ、、」
そんなこと言って、もうやっているじゃないか。
「うん、わかった、、」
「ァッ、それ、、、、ァン、じゃあ電話ァッ、きるね、ァン、おやすみ、、」
「ああ、おやすみ。」
そのあとだった。まだスマホに耳をあてていた俺に聞こえてきた。
「ああ、もうダメ!課長来て!いっぱい、、」
そこで電話は切れた。
ー続くー
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