男から妻の貸し出しを公認しろと電話があったのは、1月のはじめです。
他人プレイは、非日常の楽しみで、数か月に1回のイベントにすぎなかった私たちにとって、セフレ同然の貸し出しは無理難題で、妻も嫌がっていたので、関係を終わらせてくれるように男と何度か話し合いました。
一番悩んだのは、すでに大量のハメ撮りがあり、バイブ以外の異物を使ったオナニーや卓上での放尿まで撮らせてしまっていたことでした。
立場上、ネットにばら撒かれることはないと確信していましたが、私や妻の交友関係を考えると、どこで小出しにされても私たちの人生は終わりです。
既にそんな関係になっていて、いまさらという気持ちもあり、結局は公認してしまいました。
過去に妻を抱かせた男と同じように、私の目の前で妻を犯したいと言われ、男の前で妻を脱がしかけたことがありますが、それは妻が耐えきれませんでした。
無理なことをさせようとしたことを謝って、妻に理由を聞いたところ、顔見知りだからというよりも、男にさせられそうな凌辱行為を想像してしまい、私の前ではどうしても無理だったと説明してくれました。
妻は、けして凌辱や鬼畜プレイに耐える強い心があるわけではなく、気の強い痴女でもなく、常識や羞恥心が普通にあるごくふつうの女子でしかありません。
妻にとって、他人棒は、本来、清水の舞台並みの覚悟の一大イベントで、別人に変身して空を飛ぶための劇薬です。
むしろふだんは、ふつうの女よりも強い羞恥心で自分を抑圧しているからこそなのです。
公認したあとは、妻を6回貸し出ししています。
私に言っていない日も、あるかもしれません。
公認前のことは、正確にはわかりませんが、それよりずっと多いはずです。
妻はとても悩んでいます。
エロオヤジを絵にかいたような男に、人としての魅力は微塵も感じないと言っています。
性癖は凌辱好きで、嫌がるとさせたがる鬼畜な面があります。
妻は、男が妻に飽きてくれることを望んでいます。
男のことは嫌いでも、男とのセックスは好きなのです。
私に許してもらえるなら、しばらく男との関係を続けたいと思う気持ちもあるようです。
「愛してるっ 愛してるっ 」
妻が、男に出し入れされながらそう言うのを何度か聞いたことがあります。
妻に、信じないように念を押されるまでもなく、わかっています。
もちろん、私に聞かせるために、男に言わされているだけです。
わかっていても、嫉妬で狂いそうになります。
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