そして翌日の休日。
昼前にB子は女子会といって出かけていった。昨夜のセックスのことは記憶に無いようだった。俺はB子は男と会っていると確信していた。
B子が出かけてしばらくしてB子の同僚のD子から電話があった。B子に電話したんだけど、友人と会っていると言われたので俺に電話したそうだ。旦那さんが出張中でヒマだから久しぶりに会おうということになった。D子は35才で年上だが、くだけた性格でとても話やすい。そしてかなりの美形だ、スレンダーでB子には負けるが胸もかなりある。
そんなD子がちょっと話があるという。
俺は車を出し、D子と会い、食事をとれる店へ行った。
D子は軽く飲みたいということでワインを飲んでいた。運転があるので、俺はもちろん飲まない。あたりさわりの無い話をしばらくしたあと、D子は実はといって話始めた。
最近、B子がよく男性社員に声をかけられている。ほとんど相手にしていないみたいだが、特定の相手、課長とバイトの学生のことなんだけど何かヘンな感じがする。
B子のことだから心配ないとは思うが、課長は女癖が悪いし、バイト君はみんながかわいい、かわいいといっているから注意した方が良いと言われた。
俺はD子ってよく見ているなと思いながらも、俺もB子のこと信じているから、でもありがとうと言った。
店を出るころにはD子はかなり酔っていた。D子を送ろうと二人で車に乗ったところにB子から電話があった。これからみんなで飲むから遅くなるとのことだった。D子にB子から?と聞かれたので、遅くなるみたいだと答えた。
D子はしばらく送って行く車の助手席で黙っていたが、急に、「わたし酔ったみたい。」と言った。
「わたしのところセックスレスなんだ。あの人浮気しているみたい。」
「そんなことないだろう。D子すごい美人なんだから。」
「本当に?本当にわたしのこと美人と思ってる?」
「本当さ、初めてあった時から思ってた。」
「じゃあ、これからホテルに連れていって、、、」
俺はD子のキレイな顔を見た。その美しい瞳が俺を見つめていた。
これは断ることは出来ない。
「わかった。」
俺はそれだけ言ってホテルへと向かった。
ー続くー
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