私は道々ずっと彼女の事を考え、自分が寝取られたことを嫌という程自覚した。同僚の事を聞く限り、彼女は私のことを本気で愛し、捨てられたと感じた事で、自暴自棄になったようだった。しかし脳裏に浮かぶのは、彼女とのセックスと、彼女が私の気づかないところでやっていた事の妄想だった。いくら何でも簡単にカラダを開き過ぎである。しかも複数に。元々言動から複数プレイの願望があるのは知っていたが、まさか本気でやりたいと思わなかった。それに、いくら職場で生き残る為でも、豚みたいな老板と寝るなんて信じられない。しかもオシボリでカラダを拭いてフェラをするのを仕込んだのは私である。私は必ずアナルも舐めさせていたので、老板のケツも丁寧に舐めたのだろう。しかしそういう想像は、私を欲情させた。私は彼女の奥底にあるマゾヒスティックな願望、天性の淫らさに何となく気づいていたし、それが他の男によってでも、顕在化することを無意識に望んでいたのだろう。
そうでありながらも、私は着いてから、慌ただしく荷物の整理をした。最終日より2日前になり、随分片付いたし、週末で、オフィスによる必要もなかったため、街に繰り出そうと考えたが、行くところはやはり彼女の家以外は考えられなかった。もしかしたらいないかもわからない。連絡しようかとも思ったが、話が長くなっても面倒なんで、いきなり行くことに決めた。
※元投稿はこちら >>