「普段は何をよく飲むの?」
「今飲んでいる缶チューハイが多いかな。」
「日本酒やウイスキーは飲まないの?」
「お酒は、ヤバイよ。美味しいし飲めるけど、一気に
レベル3になるから。だから普段は飲まないかな。」
「そうか。けど、今日は家だし折角なら持ってきた
冷酒を飲んでも大丈夫じゃない?」
「どうしようかな~。ケンさんも一緒に飲んでくれる?」
「俺は、大丈夫だよ。飲むよ。」
「コップを取って来るね。」そう言って席を外しました。
コップを持って戻って来た嫁は、テーブルを挟み元の位置に
腰を降ろしました。冷酒は3本ありました。どれが好みかと
言いながら1杯づつ飲んでいきました。嫁は自ら酔おうと
しているのかと思う飲みっぷりでした。酒も進むと
意図的なのか自然になのか分かりませんが、一番上に着ていた
シャツのボタンを外し脱いでしまいました。Tシャツ1枚だと
NBである乳首が透けて見えるから着ていたシャツなのに
鎧を1枚抜いてしまいました。「あれ。玲ちゃんレベル3に
なったのか?」「そうかな?」「だって熱くなったから
シャツを脱いだんだろ?」「そうそう、熱くなったね。」
それもあるのだろうが、ロレツも少し回っていなかった。
ケンさんは、気付いていての事なのか冗談ぽく「玲ちゃん、
熱くなっても、もうこれ以上は脱ぐなよ。」「えっ?なんで?」
「なんでって、目のやり場に困るからな。」「そっか。気を付けるね。」
もう今の格好だけでも十分でした。ケンさんがトイレに行くと言って
席を外しました。部屋から出たのを確認した嫁は、私が隠れている
部屋の方を向きました。携帯を手に取りラインを送って来ました。
Tシャツを捲り上げ私を嫉妬させてきました。送られ来た
ラインは「まだ酔ってないよ。もう気付かれてるよ。」
でした。だろな。そんな事は俺だって分かる。けど、酔った振りを
しているだけなのか?まだやり取りは出来ているから
大丈夫かなと思うしかありませんでした。
部屋の前を歩く足音を感じました。ケンさんが部屋に戻りました。
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