すると、「玲が肩を揉んであげる。」と言って、ケンさんの
肩を揉み始めました。時折、私が隠れている部屋の方に
チラっと目線を送るのが分かりました。「ケンさん、けっこう
凝ってるね。」といいながらですが手にも力が入る流れで
ケンさんへの接触も大胆になっていました。どう見ても
嫁の胸がケンさんの背中に当たっているだろう。
当たっては離れてを繰り返していました。ケンさんは背中で
何も感触を感じていないのか?黙って感触を味わっているだけ
なのか?見るだけでは察しがつきませんでした。
数分は肩揉みが続きました。嫁の肩揉みが終わると嫁から
ケンさんに「玲も肩揉んで欲しいな。」そんな誘い文句をいいました。
ケンさんの横に座り込んだ嫁。ケンさんは言われるまま
腰を上げると嫁の後ろに回り肩揉みを始めました。
目を凝らすと、揉む度に嫁の着ていたシャツの首元が
パコパコと開いては閉じてとなっていました。ケンさんの
頭の位置も少し前に出ていました。少し後ろから中を
覗きこんでいるのは間違いなさそうでした。私はその光景を見て
初めに嫁から聞いた告白の事を思い出しました。
同じ事が行われている。これって、嫁が初めから妄想していた
事だったんじゃないのか?本当は、ケンさんの事を前から
意識していたのも本当ではないのか?そんな思いが脳裏を
横切りました。また二人で飲み始めました。
その頃には、会話の内容もお互いが探りを入れると言いますか
様子を伺っているかのような会話になっていました。
「玲ちゃんはお酒は強いの?」
「どうかな~普通かな。」
「今は、どのレベル?」
「レベル5なら今は2かな。」
「レベル3になったらどうなるの?」
「どうなるんだろ?よく分からない。多分、熱くなるかな。」
「暑くなるって?」
「玲は、冬でもお酒を飲んだら体が熱くなるみたい。」
「代謝がいいって事だな。」
「レベル4は、どうなの?」
「少しエッチな気分になるよ。何度か人から言われたこと有る。」
「レベル5は?」
「そこまで行くと覚えていないかな。」
二人の駆け引きとも取れる会話でした。
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