車中は無言のまま決めていたのだと思われるラブホテルに
向かいました。そこで小さなトラブル。
ホテルが満室でした。公園からも近く車の交通もホテルに
行く車が走るだけの時間でもありました。なので、マスクを
着けた男二人が車に乗っていても見られる事もありませんでした。
しかし、ここから別のホテルを探すとなると一般道を走る事に
なります。そこで一旦公園の駐車場までもどりました。
仕方なく取った方法は、後部座席に積んでいた物を車の
トランクに乗せ換え私は後部座席の足元に体を横にし身を屈めた
状態で移動となりました。少しマスクを上に上げる事ができ
息苦しさは解放されました。数十分走ったでしょうか。
ようやく車がホテルついた気配を感じました。慌ててマスクを
元に戻しました。しかし何も二人からは声がかかりません。
助手席に乗っていたケンさんが車から降りたのが分かりました。
すると嫁が声をかけてきました。「今、ケンさんが買いものに
行ったから。」「買い物?ところで、今どこに停まってるの?」
「○○キー」「なんで?」ケンさんが戻ってきて理由が分かりました。
「それ暑いし不便だ。これと交換したらいいよ。」
しゃがみ込んでいる私に後ろ手で何かを渡してくれました。
ケンさんが着けていたタイプの仮面(マスク)でした。
そしてまた車を走らせようやくホテルを見つけたようでした。
ホテルに着いてからの事は「限界突破3」から新たに書きます。
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