また会うための条件と言うか、嫁からの告白をケンさんに
する事にしました。内容は、
「玲ね、ケンさんに言ってない事が有るの。」
「言って無いこと?何?」
「玲ね、ケンさん以外の男の人からも声をかけられていたの。
それでね、食事とかデート?内緒でドライブとか何回か
いった事がある。別にそれ以上の関係はまだ無いよ。」
「それで?急に何かあったのか?」
「何もまだ無いけど、玲はイケない女だよって話をした。」
「イケない女?」
「だってケンさんとの事があるから。」
「どんな男なんだ?」ケンさんは、まるで旦那気取りです。
「玲よりは少し年上。ケンさんと関係を持つ前からの知り合い。」
「旦那も知らないのか?」
「知らないよ。ケンさんの事だって同じだよ。それでね。」
「それで何なんだ?」
「ケンさんとこうなる前にキスまではした事ある。」
「キスまで?それ以上は?」
「微妙かな。服の上から胸を触られたけど勇気がなくてそこまで。」
「その話を何で今してるの?」
「今週、ケンさんの所から帰って来たでしょ。その時に偶然だけど
ラインがきて、話の流れで家に帰る前に会った。」
「会っただけだろ?」
「正直言うね。車で近くまで送ってくれる事になって食事をした。
玲も嘘をついて旦那は今日居ないって。」
「それから?」ケンさんは食いつくようにラインで返事を返してきた。
「結局、初めてホテル行った。その時、玲の事も話した。
ケンさんの事は知っているかもしれないから誰とは言って無いよ。
ケンさん、ごめんね。 その人と寝たよ。」
「寝たのか。もしかして、俺とは終わりって事が言いたい事なのか?」
「そうじゃないよ。抱きながら玲の事を色々聞いて来た。
ケンさんの事を思い出して、彼に伝えた。」
「その男には何をされたんだ?」
「なにもされてないよ。普通に抱かれただけ。けどね、言われたの。」
「何を?」
「玲がそんな女だなんて思ってもいなかった。そしてね、彼は
玲が本当にそんな女なのか信用できないて。」
「そうかもな。俺も思ってもいなかったからな。」
「それなら目で確かめて本当だよって。そしたら、そんな事
無理だろって。それが確かめれるなら見せてくれって。」
「本気なの?本当に?」
「彼が言うからどこまで本気かはまだ分からないよ。けどね、
そんな事が出来るならまた会って欲しいって言われた。
玲のお願いというか、ケンさんとやってみたい事なの。
ケンさんは、そんな事嫌だよね?」
ケンさんの答えを待つだけでした。
「玲ちゃんと3人でって事か?」
「彼は見ているだけ。彼にはそれが条件って約束してある。」
「見るだけ?そんな約束を守れるのか?」
「分からないけど、ケンさんはどう思うかを教えて。
こんな事できないよね。それに、どうやって3人で会えば
いいのか?無理だね。」すると、少し時間をくれと
ケンさんから返事がきました。完全に却下ではありませんでした。
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