端午の節句前昼・。
カジュアルな装いで妻。 殆んど手ぶら・。
「実家だし・。 (今宵の、)衣装が在るの・。」
「衣装?」
「そぅ。」
「宿題ぃ!」
「煩いなぁ。」
「あ~ 行っちゃった・。」
強がりも、元気無い兄妹・。
後家雌の母が、憂く不変な振る舞に気付いたか?
自分達が孕むに及んだ行為を、違うDNAが神事として降す、異変を感じてたのか?
見え透いた前泊・。
焼き肉しても、盛り上がらない・。
夕暮れで・。
神社に行く時間が気になった。
晩御飯は残りで・。
明日は早く家を出て、子ども神輿に参加する・。
理由を付けて、子どもを部屋へ、寝かせて・。
日が落ちて。
19時30分。
氏子衆に囲まれた・妻。
契床は実際に!?
静かに家を出て、車を飛ばす・。
妻の田舎に・。
………………
・陰陽の儀
契床式、端午節句前夜。
・陰者
納切の儀後、未契床青年。
・陽者
陰陽の儀後、挿精了青年。
・逸者
機会逃、未契床の青年。
・呆者
後家雌外、童貞喪失青年。
・明者
納宰の儀後、後家雌。
・暗者
契床を失敗、後家雌。
・氏長
神事を仕切る氏子長。
神事は、氏長の許可で始められ・。
陰陽の儀・。
氏長夫婦の見聞・。
〓平成末の頃、お清めをお受けします。 お立ち会い、御願い申し上げます。〓
「うむ・。 総じて神の御加護の在ろう事、御奉り申し上げます・。」
「見られて、スルのはねぇ?・。」
仰け反る話で・。
〓登別〓
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