旅行先のホテルは和室とベッドルームがあり、室内着は浴衣だった。
俺と嫁は温泉好きなので、旅先のホテルは観光地付近の温泉旅館が多いのだが、今回の旅行先では温泉が無いので大浴場付きのホテルだった。
潔癖症の嫁は大浴場には入らず部屋にあるシャワーで済ませる。他人が入ったお風呂は気持ち悪いのだそうだ。温泉は例外なのが良くわからないが。
ホテルで夕食を食べた後、部屋に戻るための
エレベーターに乗りながら、貼り紙を読んでいた。
そこにはホテルでのサービス一覧が記載してあり、卓球やカラオケ、ルームサービスなどの他にホテル専属マッサージがあるのを俺は見つけた。
妻を他人に触らせたい欲望がムクムクと沸き上がってきた俺は、マッサージを呼ぶ事を決めた。
普通のマッサージとは言え、触られることが極端に嫌いなうちの嫁が簡単にOKするはずがないのだが、そこは旅先での解放感が後押ししてくれるのではないかと期待しつつ、どうやってマッサージを受けさせるか、頭の中で作戦を練っていた。
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