帰宅すると妻と彼がソファに座って待っていました。
『いやぁ旦那さん、本当にありがとうございました。
こんなに楽しい時間が過ごせたのは初めてですよ。本当にいい時間だった。』
あぁ、どうも・・・それで話というのは?
帰って着替えたのだろうか、服が変わりうつむく妻の隣で彼が軽快に話す。
『あぁ、そうですね、昨日の事も含めてお話しておこうと思いまして。
ところで旦那さん昨晩はどうされてたんでしょう?
何度かご連絡したんですが、返事もなかったため勝手ながら私の思うようにさせていただきましたが。』
私は一旦家に帰りそのままウトウトしてしまったことを話した。
私も興奮して疲れちゃったんですかね・・ははっ。
その時うつむいていた妻がキッと私を睨んだような顔を見せた。
え?内心しまったと思ったが、そこに彼の言葉が追い打ちをかける。
『あらら・・寝ちゃったんですか。
まみちゃんが旦那さんの為に頑張っていたというのに。
あなたがお願いしてまみちゃんにしてもらったのに。』
私は何も言えずにうつむくことしかできなかった。
『実はあの時、まみちゃんとは賭けをしていたんです。
夜まで散々セックスはしたんですがなんせこの身体です、もっと堪能したい俺と帰りたいと言ったまみちゃん。
ちょうどゴムも切れたタイミングだったんで、もし旦那さんが泊まりをOKしたらゴムを買いに行こうと。
それでラインしたんですが返事がなかったので泊まろうとしたんですが、まみちゃんが自分もラインしたいと言うもので、もしまみちゃんのラインも無視したらその場で君を犯すよって言ったんです。
まみちゃんは30分待ってください、私はゆうちゃんを信じてるなんて言うものですから待ったんですよ。
結果は旦那さん、わかりますよね?』
私は血の気が引く思いでした。
え・・・ま・・・ま・・・言葉にならぬ声を発しうろたえる私に妻がポツリとこう言いました。
【私が昨日どんな思いであの場所に行ったと思う・・・迎えだって私は本当に信じてた・・・】
妻と彼を交互に見る私に彼は笑みを浮かべてこう言いました。
『そうです、あれからずっと生セックスしてたんですよ。
やはりゴムと生じゃ大違いですね、それはまみちゃんもだったようですが。わはははは』
笑う彼と諦めた顔の妻、これだけは確認しないといけないと思い、どこに出したかを聞きました。
『どこだと思いますか?出した場所はまみちゃんに聞いたうえで出しましたからムリヤリなんてことはないですよ。』
じゃ、外に出してって言ったんですね。よかったと思いながらそう聞く私に彼はこう言いました。
『まみちゃんの真似をして言うならば、正解は・・・・・どこでもいい~出してぇ~。でした!』
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