次の日。妻は今他の男といやらしいことをしている、すでに何度も経験していた気持ちでしたが、その日は特に嫌な感じがしました。
夕方頃、妻からラインが入りました。
はじめは写真データでした。写っていたのは、二本の試験管。片方は透明の液体が底の方に少しだけ溜まったもの。もう片方は、白い液体が蓋近くまでたっぷりと満たされており、隣の試験管の液体の3倍、4倍は入っているみたいでした。
2つの試験管に、誰の何が入っているかは明白でした。
オスとして、メスを妊娠させるための精液。その量の違い。1度の射精で確実に孕ませるための精液。
明らかに見た目からして薄く、少ない自分のものと、濃く、量の多い相手のもの。写真にされることで差は歴然としていました。
そして、妻からの追加のライン
「それじゃ、郵送で精子検査しとくね」
現在は郵送で精子の質を調べられるみたいです。明らかに相手の男の差し金だと分かり、嫌な気持ちが辛くしんどくのしかかりました。
妻はその日…はじめて、他の男に抱かれたあと、私に抱かれることを拒否しました。
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