暫くしてでした。コンさんからお誘いのラインが届きました。
「今度、玲ちゃんと飯に行くけど来ないか?」でした。
行きたい気持ちはありましたが、我慢をして丁重に縁了しました。
コンさんには、週末また店に行くので話を聞かせて下さい。としました。
週末、店に行くとコンさんが既に来店していました。
手招きをして呼ばれました。
「どうでした? 食事は楽しかったですか?」
「それなりに楽しかったな。色々とまた新しい事も
玲ちゃんと話せたからな。」
「新しい事ですか?何か悩み相談とかだったり。」
「悩み相談ではないが、そう取る事も出来るかもな。」
「少し下ネタの話になってな。」
「えっ!下ネタの話になったんですか?」
「玲ちゃんの旦那は単身赴任だろ。」
「コンさんから聞きましたよ。」
「まぁー色々話をしてだな…。」
「話をして…どうなったんですか?」
「今日、この後だが店に来る事になっているから。」
「今から来るんですか?」
「その約束だな。」
「けど、先の話と関係あるんですか?」
「これ。」 コンさんが私に見せたのは、紙袋に
何かを包んだ物でした。 中身はDVDが数枚はいっていました。
「これって、AVですよね。もしかしてこれを渡すとか?」
「そうなるな。 何か刺激になる物というか興味が有る
みたいな話だったからサプライズ的にだが渡してあげようかと。」
「自分も居るけど、気まずくないですか?」
「袋に入れたまま帰りに渡すから大丈夫じゃないか?」
「そうして下さいね。約束ですよ。」
彼女(嫁)も本当に店に来ました。話もしましたがコンさんの
渡し物の事が気になり何を話したか覚えていません。
店に来て1時間もしたかで帰っていきました。店を出た後を追う様に
コンさんが袋包みを私に店を出ました。数分してコンさんが戻って
来ました。 彼女(嫁)が帰って数時間は経っていました。
「コンさん。今頃はもうDVDを観て終わってたりしませんか?」
「観てるかな?けど、もうこんな時間か。」
「一度、軽くラインしてみれば?」
コンさんも気になってはいるようでした。
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