久しぶりにフラリと週末の街に出かけました。
一人で飲むときは決まった店でした。彼女(嫁)連れて行った
店です。 途中で、オジサンも来店。 この店での飲み友達。
お決まりの様に私の横に座るオジサン。すると、まさかの話を
いきなり聞かされました。 「数日前に彼女さんが店に来たぞ。」
からの話でした。それも平日に一人で来たようでした。
オジサンのことは、店のママなどは「コンちゃん」と呼んでいたので
私は「コンさん」と呼ぶようになりました。私は平常心を装い話を聞きました。
「それで、コンさんは話をしたの?」
「話はしたぞ。彼女さんは結婚しているんだろ。」
「はい。 よくわかりましたね。」
「当然だろ。 話をしていたら結婚しているって言われたからな。」
私は、コンさんが知った情報を色々聞きたい衝動にかられました。
「ところで、彼女さんの事はよく知っているのか?」
「先日、初めて飲みの帰りに一緒に来ただけで何も…。
結婚している事は知っていましたよ。」
「それだけ?」
「はい。あまりプライベートな事は話に出して無いもんで。」
「もしかして、人妻さんをと考えたりしてたり。」
「いやいや、それはヤバイですよ。ましてや同じ会社の女性だし。」
「あっそう。 下心は無いんだ。」
私は、下心というよりも勇気が無かっただけです。
「こんなオッサンでも声を掛けたら相手にしてくれるだろうか?」
いきなりコンさんから振られた話にどう返事を返せばいいのかでした。
「話し相手にはなってくれると思いますよ。」取りあえず返した言葉でした。
コンさんの容姿ですが、小太り体型で聞いている年齢は52歳。
私生活は、一人暮らし。おまけに無職。よく飲みに来たり生活が出来る
ものだなと思った時もありましたが、ママから聞いた話しでは
家賃収入が有るらしい。 コンさんの親が残した賃貸物件が生活の基盤
のようでした。 コンさんから聞いた情報でしたが
ご主人は単身赴任になったようでした。 結婚して2年程の事だった。
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