そんなこんなで時間が経ちました。 帰りはタクシーを
呼ぶしかありませんでした。週末でもあり時間帯もあったと
思います。待ち時間がかなりありました。予想すると更に
遅い時間になる感じでした。 結果、翌朝早くに来るまで
送る流れになりました。悶々とはしていましたが、理性の方が
まだ私を制御してくれる状態でした。まさかのお泊りでした。
翌日は、コンさんに会うため街に出ました。店に行くと既に
来店していました。話の流れでDVDの件について聞いてみました。
「ビックリした。」「まだ観ていない。」と返事があったものの
その後は何も進展無の情報でした。 久しく会ってもいないとの
事でした。先日の出来事は玲ちゃんとの約束で秘密にしていました。
ママにも確認しましたが、店にも来ていないようでした。
中休みというか暫くの間、何も無かったかのような月日が経っていました。
私も玲ちゃんとの連絡交換は何も無いままでした。
少し以前のような平凡な生活に戻っていたと思います。
そんな時でした。玲ちゃんからのラインがありました。
結局、食事がてら会う事に。 久しぶりの会話でした。
会話も弾んできたころでした。玲ちゃんが急に改まった感じで
「相談というか、報告があります。」
どうしたのかと話を聞いてみると、単身赴任をしているご主人の
所に行くかもとの事でした。要するに引っ越して、ご主人の元へ
行くという事でした。しかし、その事で悩んでもいるとの事でした。
今の生活になれた事。 独身時代に戻った気分である事。
更に、そもそも結婚した事を振り返って考える時間が出来たためか
流れで結婚した事に対して気持ちの整理が出来なくなってしまった。
こんな内容の相談と言いますか、告白でした。
軽はずみなアドバイスや言葉はかけられませんでした。
「もう少しよく考えてからでもいいのでは…。」そんな事しか
言ってあげる事はできませんでした。その日は食事だけでした。
少し日にちが経ち、心配だったので玲ちゃんに連絡をしました。
答えが出たようでした。ご主人の単身先へ行く事にしたみたいでした。
約2ヶ月後に玲ちゃんはご主人の元に行ってしまいました。
当然ですが、玲ちゃんと連絡をとることも無くなっていました。
あれから1年以上が経った頃だったと思います。 玲ちゃんから
ラインが来ました。 「こっちに来ているから会う時間とか
有りますか?」との内容でした。
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