「ねえねえどんな女性がタイプですか?」
酔うと少ししつこい性格か?と何気に感じましたが
仕草が可愛かったので許せるタイプでした。
「そうだね。出来れば俺も玲ちゃんみたいな女性がいいかな。」
「本当ですか?」
「ごめん。ごめん。変なこと言ったな。」慌てて言い訳をしました。
「ありがとうございます。嬉しいです。」
「そうか。それなら良かった。」
「それなら○○さんがコンさんだとして、何って言われたり
先の話しみたいに私から言ってこられたら嬉しいですか?」
何じゃ?俺自身じゃなくて、コンさんになって考えたらなのかい!
「玲ちゃんから食事に誘われるとか。かな。」
「そうですか。他にはありますか?」
「飲んでる時に腕に抱き付いてくれるとか。」
「それで、それで?」
「ほっぺにチュてされるとか。」
私は自分が思っている事を例えとして言っていました。
コンさんならという設定があったから言えました。
玲ちゃんがお手洗いといって席を外しました。初めてこんなに
素で話が出来たと一人喜びました。物思いに更けている時でした。
部屋に戻って来た玲ちゃんがイキナリ私の横に腰を降ろすと
腕に抱きついて来ました。 ビックリしたかと思う間もなく
頬に軽くキスをされました。 えっ!?ビックリを越えました。
「こんな感じでいい?コンさん喜ぶ?」更にえっ!?て感じでした。
「玲ちゃん、今ここに居るのはコンさんじゃないよ。」
何故だか大人の対応と言いますか腰抜け男の対応をしてしまいました。
そんな私の言葉など耳に入っていないのか、「コンさんなら
この後どうすると思いますか?」結構、大胆にもなるんだな。
そう感じた私は、コンさんなら平気と言いますか、挨拶代りにでも
やりをと思う事を玲ちゃんに言いました。
「本当に玲ちゃんからこんなことしたら多分だけど
触られると思うよ。」「どこを触られるんですか?」
「玲ちゃんの胸かな。多分だよ。」「そうなんですか。
今度ためしてみようかな~」 玲ちゃんマジかよ。そう思う一方で
本当にそんな事になったらと思うとドキドキしました。
※元投稿はこちら >>