妻は結局、実家にも隣の市の市役所にも行って無かったです。
怒らないから、何で嘘ついてまで半日有休を取ったの?と尋ねてみた。妻はなかなか口を開かなかった。沈黙が続き、私は怒らないから正直に話してよ。と優しく云うと涙ぐみ始めて口を開いた。本部長とお茶して話をするために……
半日有休取らなくても会社で話は出来ると思うんだけど。
午後から一体何があったのか俺からじゃなくキミからありのままに話して欲しい。と云うと妻はご免なさいと泣き崩れた。落ち着かせてから、話して。ぶったり、怒ったりしないから……
妻は話し始めた。本部長から、ホテルラウンジでコーヒーでも飲みながら話がしたいと言われてラウンジに行きました。30分程コーヒーを飲みながら話しをしました。するとここは人目があるから部屋に場所を変えて話そうと強引に部屋に連れて行かれました。
俺は話しだけで済んだの?と聞くと妻は首を横に振りました。
俺が最初電話した時は最中だった?妻は頷いた。2回目にかけた時は?妻はシャワーを浴びようとしたときでしたと答えた。しかし、電話のやり取りで実家からバスで向かってると言った手前、シャワーは浴びず、下着も交換する余裕無く服を着てホテルを出て16:30に駅に間に合うように小走りで駅に向かった。と話した。
妻はあなたご免なさいと何度も頭を下げた。
本部長との関係は前から?
妻は頷いた。紫色の下着はどうしたの?
妻は本部長からプレゼントされたと。話した。俺が知らないこともっとあるみたいだから徐々に聞くからね。と言って妻に今日本部長とセックスしたように俺としてみてと言って妻をベッドに寝かせ裸にした。
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