こうして妻が、近所の男たちの中から一人、また一人とつまみ食いするように、わずか一か月たらずでオドさんの次には、先のカラオケボックスで振ったはずの30代男性、そして40代前後だった居酒屋の店主とは不倫セックス。
しかもその全部が「事後報告」になり、もはや「寝取られプレイ」ではなく「寝取られまくり」の状態になってしまいました。
居酒屋での一件などで「あの嫁はスケベだ」「ヤリマンだ」という話も、男性の間では飛び交っていたかもしれません。
さすがの私もこうなるとちょっと不機嫌になります。
なにしろ、近所だし、知ってる人ばかりだし…居酒屋にも行きづらくなりましたが、妻は相変わらず会社の帰りにその居酒屋へ。
たぶんナンパ目当てにほめまくってくる男性にいい気になっていたのでしょう。
しかしそれでも妻は一応は深夜帰宅とかせずに、私のほうも仕事が忙しくなり帰りがちょっと遅めになはなっていましたが、それに合わせて妻も帰宅していました。
そんな日に、私に疑心暗鬼を起こさせる出来事が起きます。
妻のポケベルに連絡とったところ、返事が返ってこなく、しかたなく妻の会社に電話。
すると今日は妻は休暇とのこと。
そして、その直後に妻から電話があり「仕事で外出していて返事が遅くなった。仕事が終わったらいつも通り帰る」とのこと。
これはもう状況証拠的にアウト。
ある程度の暴走は容認しますが、ここまで嘘で隠されると完全な浮気です。
ただ妻を問い詰めたりではなく、実際になにがあったのかを帰宅後に「調べよう」と思い立ち、帰宅すると妻はまだ帰宅していません。
もしかすると今日どこへ何をしにいったか、仕事のカバンで出かけてるのだろうかと部屋の中をかるく見たところ、妻のドレッサーわきのゴミバコに丸めたティッシュが入っています。
化粧の時のティッシュはこうして丸めないし、とゴミバコの匂いを嗅ぐとまさに「性交のあと」のティッシュのオスの匂いがします。
私と使った場合には枕元のゴミバコに捨てるので、これはありえません。
まさか我が家で?と思いますが、中出し専門の妻は、射精後に垂れてくる精子の対策に、ティッシュを股間にあてて帰ってくることがあるので、それかもしれませんが、しかし昨日や一昨日のものではなく、真新しいオス汁の匂いです。
そしてベッドを調べますが別に変ったところはなく…、そこに妻が帰宅。
私も何度も事前報告なしの妻の勝手なプレイは体験してたのですが、妻は普通に会話し、そして私がちょっと車に物を取りに行き帰ってくると、トイレから妻が出てきます。
そしてドレッサーのゴミバコを見るとティッシュだけがきれいになくなっています。
完全に証拠隠滅でトイレに流したはず。
その夜も普通にセックスをして寝ますが、私もこれは悶々としてしまいます。
次の日から、私は妻に内緒でマイクロカセットを長時間録音にして(そして音声があったときだけ自動録音するモードで)タンスの上におき、仕事へ行くようになりました。
そうして数日後、テープが何かを録音しています。
妻が浮気相手との電話でもしてるのが録音されているかと、車で隠れて再生してみると…。
玄関を開けると同時に、妻の声で「ほら、出して」とか「あは、おいしい」ということと男性の「ほらのどの奥にいれて」「もっと吸え」「キンタマまできれいにしろ」という命令口調が録音されています。
妻は「はい」といいながらも「あはは」と笑いながらその命令にしたがっているのです。
この男性が誰なのかよくわかりません。
そのうち、奥の寝室ではなく、このレコーダーのおいてある今の床かソファーの上で、妻とその男がエッチを開始。
そのやり方も、尻をひっぱたく、髪の毛をつかむ、ひっかくなどの様子がセリフからありありとわかります。
男「まり、ほらほしいか!」
妻「ああ、もっと叩いて!乱暴にして!」
男「精子ほしいんだろ?ほら」
妻「ぎゃあ、痛い!もっと!ほしいからもっと!」
男「まりは本当にオマンコ奴隷だな」
妻「そうだよ、そうなの、だからもっと犯して」
そんな感じの私とは全然違った、ただの暴力的なプレイが二時間も続いて…。
そしてフィニッシュです。
妻が「精子ほしい!ちょうだいちょうだい!精子!精子!いっぱい!」と連呼して絶頂です。
最後に男が「ううっ…はぁ出たぞ。マリの中に全部入れてやったぞ」というと、妻の「うれしい」という笑い声。
これはいまだに思い出すレベルで衝撃的でした。
終わった後、一服しようとしたのでしょう。
妻が「タバコはダメよ」と止めます。
私も妻もタバコは吸いません。
男が「じゃあ外でメシ食おう」と連れ出します。
たぶんお昼頃だったのでしょうか。
このテープを何度聞いても、この男がだれなのかわかりません。
しかしこの時に私はこれを証拠の一つとして、相手が誰なのかはっきりさせてから妻にことを正すと決めたのは確かです。
部屋にもどると、自分と妻のものではない匂いが居間に漂ってるような気がしてなりません。
翌日以降も録音を続けます。
人間、やましいことがあるとそれを隠すために、連絡がマメになったりします。
その時の妻もそうでした。
それからたった二日後にまた、です。
前回のように、玄関を入る音と同時に、妻が「ああああっ」と声をかけ、パンパンパンと腰を振る音、そしてそのまま居間に来てセックスを続ける音。
玄関開けると同時に挿入して、そのまま居間でのやり放題です。
今度は40分くらいの激しい交尾のですが「まり」「あきら」と呼び合っています。
しかし、この名前にも声にも私は心あたりがありません。
そしてセックスが終わってから衝撃的な会話です。
男「まり、精子ふかないのか?」
妻「うん、このままがいいの」
男「ほんとうにお前、変態だな(笑)」
妻「このままパンティ履いて会社行くね(笑)。そしたらずっとあきらのものだもん(笑)」
男「そうだな、会社でもずっと精子まみれか(笑)」
妻「ほらもう九時すぎたから行かないと、会社まで送ってね」
なんてことでしょう。
私が会社に出かけた午前8時ちょっと前。その直後に男が来てセックスしてるわけです。
この時間は盲点でした。
このあきらの正体を見極めてやるぞと、私は思いました。
なんとその次の日も同じ時間にまた二人でやってます。
しかも事後報告なし。
完全な浮気です。
ここで「あきら」の一面が会話から見えてきました。
まず「あきら」には妻子がいて、だから「あきら」の家ではセックスできないこと。
あきらにも、過去のプレイのことを話していて、私にそうしたプレイを仕込まれたこと。
不倫野郎に見事に寝取られていました。
私も動かぬ証拠を突き付けてなんとかしようという気持ちになっています。
正直、妻の完全な不貞は許しがたいものでしたし、それまでの「プレイ」とはまったく違います。
数日悩みまくり、妻に切り出そうとしましたがちょっと無理。
そうして毎日、レコーダーをチェックしましたが…それからしばらくなにもなく、私たちも通常通り?週に一回くらいはハプバーで遊んでいました。
そうして何も怪しいことも何もない一か月が過ぎました。
もしかして、あれは終わったことなんだろうか?とも思いましたが、やっぱり「あの時」のことが脳裏から離れません。
そんな悶々とした一か月後にそれは突然起きました。
またレコーダーが録音されていたのです。
その内容は妻と「あきら」とのケンカでした。
妻があきらに、どうしてあえなかったのか?(あきらの)嫁にばれたのか?一か月も無視されて悲しいと詰め寄ります。
あきらは、嫁にはばれてない。あえなかったのは子供の病気とか帰省とかが重なったから、一か月無視したわけじゃないが、ほっておいてごめん。と。
そして濃厚なキスから、また玄関先でいきなりHしている様子。
妻から「中に精子入れて」の誘いに「いれるぞ、こらいれるぞ」とまた暴力的になり、たたく音がピシャピシャと響き…「精子ください!」「まり!いれるぞ」「あああ」とまたもや中出しで達する二人です。
ところが事実は小説より奇なりということがあります。
まさにこの時がそれ。
終わってドアをあけた瞬間に、妻ではない別の女性の声です「あなた?どうしたの?」。
あきらが「いや、なんでもない…」「あ、まりさんは奥に入って…」「ちょっとだけ用事でしゃべってただけだよ」などとその女性に言い訳しています。
それはあきらの嫁でした。
あきら嫁「何言ってるの?声聞こえてたわよ、玄関の外から…」すごく恐る恐るしゃべっています。
あきら「いや、ほんとなんでもないって」
しかし、急にあきら嫁の声が怒りの声に変っています。
あきら嫁「あのね、家の玄関あけただけで聞こえてたのよ。もしかしたら別人だと困るから、出てくるの確かめようと思って玄関の前でまってたの」
あきら「ああ…いや…ほんとに…」
あきら嫁「(うちの妻にむかって)あなたもなんでこんなことしたの?お隣でこんなことしてばれないと思ったの?」
なんと、ものすごい盲点でした。
あきらは、マンションの隣の部屋のご夫婦だったんです。
妻「いや、ほんとうにたまたまで…」
あきら嫁「そんなこと通じないでしょ!?ただで済むと思ってるの?」
あきら「いや、そういうのやめようよ、ほら奥さんも中入って」
玄関がガチャンとしまり、あきらとその嫁が話しをしてる様子です。
玄関先で妻は座り込んですすり泣いてる声が聞こえます。
録音はこのままの状態で終わっていましたが、妻は普通にしています。
なにか嵐の前の静けさもあるようですが、まったく何もなく4-5日後。
会社の用事で自宅近くまで来て、私は忘れ物に気が付き、ついでに取りに帰ると…ドアに鍵がかかっておらず、そーっとあけると中から、隣のご主人「あきら」と妻がものすごいセックスをしている声が聞こえます。
あちゃー、これはやられた…と思いますが、もうこの二人の「不倫」は止めようがないものかと、玄関に座って二人の声を聴きます。
「愛してる」「精子」「中に全部」「いれるぞ」などの卑猥な言葉がガンガン飛び交い、「あきら」が妻をたたきまくる音まで聞こえてきます。
そして長い長い20-30分のセックスが絶頂を迎え…シャワーも浴びずに服を着た「あきら」と私が玄関ではちあわせになります。
私「ああ、こんにちわ」
あきら「え…」
私「いいよ、気にしなくて」
あきら「え、いや…」
私「いいって、帰ったら?」
あきら「はい…」
妻「あ、あきら…待って…」
私「いやいいって、帰ってもらって」
あきら「…」
そそくさと帰る「あきら」。
全裸にパジャマの上だけ羽織って下半身むき出しの妻と私が二人きりになります。
そして妻からの告白です。
3-4か月ほど前、オドさんとセックスしてしまうよりも以前の話。
会社帰りに、電車でたまたま「となりのご主人」である「あきら」といっしょになり、そこからいろいろ会話をするようになった。
しばらくして私の帰りが遅いとき、ひとりで居酒屋に行ったときの帰りに、あきらに送ってもらい、そしてウチの玄関先でセックスしてしまった。
しかし隣の家だけにマメにあうので、朝に「あきら」の家が留守なら、そこで。
私が不在なら、私たちの家でセックスするようになった。
週に4-5回、ほぼ毎日のようにセックスしていて、そのうちにお互いに感情が高まってしまった。
私に言わなかったのは「いくらなんでも隣はまずい」とか「隣の奥さんもプレイに引き込もう」とか言われそうだったので言えなかった。
奥さんにもバレて、あきらはかなり怒られたが、あきらの奥さんは子供を連れて実家か友達の家に行ってしまい、いま隣はあきらだけ。
しかも奥さんにバレたのがショックで、自分は今、会社を休んでいる。
あきらの奥さんが出ていった責任も感じてあきらを慰めるため、奥さんが出ていった翌日から、4-5日間、二人とも仕事に行かずにずっとあきらとセックスしていた。
ご飯はあきらの部屋の台所で妻が作っていて、いま、どうしてウチでセックスしてたかと言うと、あきらのために着ようとセクシーな服か下着を選びに、二人で部屋で探しているうちに欲情してエッチしていた…と。
もう激怒を通り超えて、冷静になってしまった私は、あきらの精子を中出しされてる妻にシャワーを浴びるように言って、妻が止めるのも聴かずに話を聞こうと、となりの部屋にあきらを訪ねます。
そういうときは恐ろしく冷静になるものです。
あきらのところに入ると…。
ほぼ家具とか荷物もなくなっていて、あきらの妻は完全に子供といっしょに出た様子。
その家の居間に座ると、ゴミバコはあきらかに私の妻と使ったティッシュの山。
となりの寝室も激しく乱れた感じ。
「いいわけはしません」となんか居直った感じにうけとりましたが、まぁ、妻と言ってることは同じです。
今後どうするのか?
と話すと、自分はわからない、と。
出ていった妻ともまだ話あっていないし、とにかく、私の妻とは合わないように約束する。
おわびは改めてしたい等々。
ショックで私の記憶もそうははっきりしてませんが、自室のほうにもどると妻が「今回のことは本当にすまないと思うが、こうなったのはあなたのせいだ。あなたが私をこういう風にしたからだ」と居直ります。
私はまだ仕事の途中でしたが、妻を一人にするわけにもいかず、車に妻を載せて会社にもどり、てきとうに仕事に一区切りをつけて自室にもどります。
「今までのこともあるから、いいよ」というようなことを私が言い「ただ今回のは完全に裏切りだから、こういうのはダメだ」というと神妙にしてます。
その晩は激しく愛し合って、妻は「やっぱりあなたじゃないとダメ」と…。
そして翌日、お互いに普通に会社に行き、帰ってくると…、部屋がなんかちょっと荒れた状態になっていて、まさかと思い妻のタンスを見ると、3つか4つあった旅行鞄がすべて無く、妻の服などもほとんどなくなっていて…。
あわててポケベルを鳴らしても返事は無く…。
その夜、遅くに妻から電話です。
あきらとどうしてもいっしょになりたい、あきらの嫁が出ていく前から二人でいっしょになることを考えていた。
実はいま、実家(妻の実家はアパート経営)にいる。
一か月くらいまえに両親に事情を話すと、妻の両親も、あなたといるよりあきらといるほうがいいと賛成してくれた。
あとで離婚などの手続きをする…と…。
私は慰謝料などを請求する知恵も回らず、そして相手から「離婚に賛成しないなら、虚偽でも訴えるから」などと相手側から言われ、離婚に応じました。
最後は興奮もできないつまらない話になってしまいましたが、ここまでの長文にお付き合いいただきありがとうございました。
その後のパートナーたちや、その後の二人の嫁などのお話もあります(今は私は独身です)ので、そのお話も次の機会にお話したいと思います。
若い日の激しくもつらい思い出ですが、妻の裏切りはともかく、いろいろな面であるときにはリードしてくれて、ある時には無茶を聞いてくれて、実際には妻には心の中で感謝しています。
それではまた。
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