お互い椅子に座った。この部屋で間違いないのか。
「うん。同じ部屋。」
あの奥にある大きな椅子のような器具にも座ったのか。
「うん。座った。」
今回が初めての部屋なのか。もう正直に全て話せるだろ。
「数回ある。ホテルは違うけど。同じような部屋だった。」
嫌じゃなかったのか。
「そんな気持ちにはならなかった。」
順番に部屋の風呂に入り出て来た。 奥の部屋に嫁を連れて行った。
私は初めて使う大きな椅子に嫁を座らせた。
足を開脚して乗せる台にも足を置かせた。嫁は言われるまま
台に足を乗せた。完全に無防備となる体勢と状態だった。
無防備状態の嫁は、ただただ分娩台のような器具に無言で
横たわっていた。
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