シャワーを浴び風呂から出た私たちは、何も無かったかのように
時間だけが過ぎていた。色んな意味で疲れていた。
布団に入ると自然と眠りについていた。目が覚めたのは
朝も早い時間だった。先に起きた私はリビングうに足を運んだ。
キャリーバックが部屋の隅に置かれたままだった。
嫁からも話は何も聞いていないままっだT。
一度寝室に戻り布団に潜り込むと嫁も目を覚ました。
急にある事を私は思いついた。話を聞くなら嫁と男が
最後に行った同じホテルの同じ部屋で有った出来事の
話を聞こう。後ろから嫁に抱きつき耳元で思いついた事を
伝えた。背中越しではあったが嫁が頷いた。
まだ早朝ではあったが、お互いに出かける準備をして
車に乗り込んだ。嫁の案内でホテルの近くまで来ていた。
同じ部屋が空室であるのかは行ってみないと分からない。
入り口のゲートで停止した。そこは、駐車場に停め歩いて
ロビーに入るシステムだった。入り口、出口は別れていた。
無人のフロントには部屋のパネルが設置されていた。
幸いだが同じ部屋が空室の表示だった。部屋の選択をし
エレベーターで部屋の階まで上がった。 部屋に入ると
中は広くリゾートホテルのような豪華な造りだった。
中を見渡すとパーテーションで仕切られ奥にも部屋が有った。
その部屋の中央にはジムなどに置いてある器財のが有った。
直ぐには分からなかったが、それは金属製のフレームで作られた
SM雑誌などで見たことのある固定椅子というか分娩台かなと
思うような構造の設備器財だった。
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