そもそも何でディルドを封印していたかと言うと
嫁から「この前のような物を使ってされるのは変に
なりそうだし、出来ればやりたくは無い。」と
言われた事もあっての事だった。
それにも関わらず嫁自らが使っている。私は、嫁の言う
嘘の話と私に対して秘密の行動を取っている事に違和感と
不信感が湧いていた。 しかし、そんな嫁の言動が余計に
妄想や嫉妬心を膨らませ興奮していた。
とにかく嫁の行動を観察した。実行に至るまでの計画や
隠し事を知って行くことに刺激を求め興奮した。
嫁を抱くよりも、そんな行動と妄想をしている方が私は
刺激が有った。嫁の実態を知るために行動している事が
満足だった。楽しみでもあった。
計画と予測を超えた展開になるのが私ではないか。
粘り続けてその日が来た。
3週続けて夜釣りに行く計画を実行した日だった。
家の外から中の様子を伺った。 風呂の明かりが点いた。
その日の私は嫁が風呂に入った事を確認すると家の中に
忍び込んだ。浴室に続く短い廊下を覗く。
恐る恐る脱衣所に目をやった。浴室から嫁の鼻歌が聞こえた。
寝室に向かった。その瞬間だった。クローゼットの前に
バックが出されていた。箱は横に置かれ中身は無かった。
風呂場に持って入っていると察した。廊下に出ようとした時だった。
嫁の携帯に電話の着信が鳴り続けた。慌ててベットの下に潜り込んで
しまった。嫁の話し声が微かに聞こえた。ベットの下から顔を出し
抜け出すタイミングだけを考えた。嫁の声が小さくなった。
浴室内で誰かと電話で会話していた。 脱衣所の近くまで行き
浴室から響いて聞こえて来る嫁の話し声に耳を傾けた。
そして間違いなく電話の相手が誰なのかも分かった。
「じいじ、今はお風呂に入っている途中だからもう少し待って。」
そんな会話が耳に飛び込んだ。
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