クーラーBOXから飲みもを出し嫁にも持たせた。
私は椅子に座りビールを飲んだ。嫁がテーブルの上に
缶を置いた。 持ってみると空になっていた。
もう一度、嫁が選んだ缶酎ハイを新しく渡した。
ただ黙って嫁が飲む姿を見ていた。缶酎ハイを傾ける
角度で、もう呑みほしたのだと分かった。手に持った
ままの空缶を取り、また新しい飲み物を手渡した。
呑むペースが早いとは分かっていたが私は注意をするでもなく
缶が空になると、また新しく手に持たせた。
嫁が立ちあがりトイレに向かった。 もう足はふら付いて
いた。 部屋に有った椅子に手を突き一度立ち止まる
状態だった。トイレから出た嫁はそのまま浴室えと入って行った。
私に背を向ける状態で肩からシャワーを浴びていた。
ホテルのガウンを羽織り出て来た嫁は静かにベットへ
腰を降ろした。 私は嫁の横に移動し無言のまま
部屋に流れる音楽を聴くだけだった。もうどれぐらい
呑んだであろう。嫁が私の肩に頭を乗せて来た。
手に持っていた缶をテーブルの上に置いた。
嫁の頭に手を回し抱え込んでやった。
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