嫁からも約束を交わされていた。店には行っている内は
店には行かない(店に来ない)。という約束だった。
どういった店なのか勝手な想像をするだけだった。
その頃、嫁が戻って来てからだが、夜の関係も無いままだった。
抱きたい気持ちが湧いてはきたが、以前の様に自然な状態で
嫁に触れる事を躊躇していまうのでした。そんな事も理由の一つ
だった。週末に嫁が不在になると余計な妄想をするようになっていた。
嫁の体に知らない男性が触れる。中にはエロ親父もいて楽しんでいる。
実際に飲みに出て今までに見た事のある光景を嫁と重ね合わせて
妄想するようになった。夜の店には多種多様な客が居る。
身なりも様々だ。店の常連客ともなると、店に居る女の子に会いに来る
ために飲みに来ている客もいた。そんな客の振る舞いも頭に浮かびながら
嫁の事を心配する反面、心のどかが重くドキドキとした感情にもなった。
嫁の店も年末最終日となった。ようやく二人での年末年始に入った。
何も変わった事も無いまま新年を迎え正月休みも終わり
仕事始めになっていた。そんな年明け早々だった。
2週目頃だった。週末家に戻ると嫁の姿が見当たらなかった。
買い物なのか?そう持った。暫く時間が経っても帰って来ない。
ようやく気付いた。店に出る時に持って行っていた着替えのカバンが無かった。
この事態を嫁からは何も聞かされていなかった。店で仕事をするのは
昨年末までの話だった。何故だか直ぐに追及しないままだった。
次の週も嫁は普通に出かけていた。今回は連絡をして確認しようと
言う思いだったが、一人部屋で飲んでいる内にそんな考えは薄れてしまった。
また良からぬ妄想をしてしまいドキドキとした感情がそうさせなかった。
嫁の確認する期を逃したが、怒りが込み上げる事は無かった。
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