嫁が家に居る時もふとした瞬間に色んな事を思い
考えるようになった。夜の関係も普通に自然な感じで
嫁も受け入れていた。ただ私の気持ちには変化があった。
初めは嫁の姿を目にしながら同時に妄想もするようになった。
もしかしたら他人にこうやって抱かれ同じように感じているのか。
嫁も自分では無く他人に抱かれている事を妄想しているのか。
ただ単に嫁を抱き刺激を感じていたころとは違っていた。
幾度となく妄想の内容を言葉に出してしまいそうになった事か。
喧嘩が原因で一旦家出状態になった嫁。戻って来た嫁とも思わぬ
展開で要約抱いた時の事。その時、初めて見た嫁の変化。
その後も途中から仕事に復帰し気持ちの変化と新たな刺激を求めて
しまう生活。全ての出来事が入り混じって抑え切れない感情が
込み上げていた。嫁のこの体を他人も見ていたら。同じようにされて
いたら。嫁を抱く回数が増していく中で自分自身が変な感覚に襲われる
ようになっていた。それは、私自身が嫁を抱いているのに
自分自身が他人になった気分になった。しっかりと顔を見た事も
無ければ話しすらしたことの無い健さんという男性だったが、その
健さんが私に乗り移った感覚になった。健さんという男性を私自身が
勝手に妄想した人物に作り上げていた。そんな二重人格的な感覚で
健さんも一緒に嫁を抱いている観ている気分で興奮する状態になっていた。
そして嫁を見る目や嫁に対する欲望の思いにも変化が出て来た。
いつか嫁に聞きたかった事や言わせたかった事を考えて行動しようと
思っていたが、考えて行動ではなく勢いと言うか理性が壊れたからなのか
必然的にその時が来た。
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