様子からして、何度も家飲みや外での交流も有ったようだ。
ただ、二人だけで会うのは嫁の働く店に客として健さんが
来店した時だけのようでもあった。
俺なんて加奈ちゃんからしたらオジサンだしな。
無理もないよな。確か15だっけ?歳の差ありだしな。
「もう少しかな。18違うかな。」
そうか、もと離れてるんだったな。年甲斐も無くだな。
「そんな事ないよ。そんなに上に見えないし。大丈夫だよ。」
本当か?少しは期待するぞ。って、加奈ちゃんは人妻だった。
「そうだね。けど一人の女性として言えば自信持っていいと
思うよ。がんばれ~。」健さんに期待を持たせるような言葉です。
それにしても、期待を持たせる言葉だけなのか?嫁の本心としても
健さんの事は満更でも無いという気持ちの表れなのか。
嫉妬心が湧いてきた時でした。「最初で最後だよ。ほっぺにでいい?」
なんと嫁が健さんからのチュウの要望を受け入れると思われる言葉だった。
健さんも断る理由なんか無かっただろう。ほっぺでいい。本当か?
「さあ寝るよ。」と嫁が促していた。
加奈ちゃん、こっちもお願い。 多分、一瞬の出来事だったの
だろう。健さんに嫁がチュウをしたのでした。
「本当に、これで最後だよ。チュウしたら寝るよ。」
その言葉の後でした。急に少しの沈黙が感じられた。
そして健さんの声が聞こえた。 加奈ちゃんありがとう。
嬉しいよ。これ以上はダメだよな?ごめん、ごめん。調子に乗って
しまったな。 「えっ?これ以上って?」健さんの言葉を
無視もしくはスルーするかと思っていた。しかし、嫁はあえて
健さんに再確認するかのような返事をした。 少しだけ触るとか…。
「触るの?それってどこを?」
だから加奈ちゃんの胸とかかな。少しだけな。
「健さん今日は寝よ。考えておくね。」
最後に嫁は意味深な返事を健さんにした。
しかし、お楽しみは次回にという展開では済まなかった。
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