9さん、こんにちは。数字のニックネームって珍しいですね。面白いです。
そうですね、私はレイプされたと主張したいですね。でも感じたんでしょ?って?
それは、文中の私の表現で察して下さい。(いじわる言わないで・・・(笑))
続きです。
夫が言うには、工場長のカトウさんは仕事に対して大変厳しい人で、実質、カトウさんが居なければ各工程はスムーズに機能しないそうです。人望も厚く、社員の面倒見も良い人だそうです。
ただ、酒癖がとても悪く、街の飲み屋さんでは出入り禁止の店も複数軒有るくらい、酒乱だそうです。離婚原因も酒乱が一因だと言っていました。相当量のお酒を飲むと、自制できないタイプだと。
そうなると、女性の方が接客する様なお店だと強引に口説いて、一部の飲食店の集まっているビルでは女癖の悪さで有名人だったそうです。ある意味二重人格ですね。
私が夫の会社にお弁当を届けた日から、度々夫の塗装工程の作業場に来ては、私達の夫婦関係は良好か、子供はまだか、などのプライベートな事を聞いて来る様になったと。
そして、思ってもいなかった突然の昇進。夫は今までもよく面倒を見てもらっていたけど、自分たち夫婦の仲の良い状況をみて、より一層応援して下さっているのだと思ったそうです。
離婚経験者からのエールみたいに。だけど、少しは妻の私に関心があるかも知れないとも思ってしまったそうです。
ここまで聞いて、「全然意味が分からない。あなたが覗き見していた事と何の関係が有るの?」私は苛立っていました。ここから会話方式で書きます。
「俺は結婚する前から度々アダルトビデオを観ていたんだ。正直に言えば、結婚してからも観ていた」「ふ~ん、それで?」「俺はビデオを選ぶ時、好きな女優の出演作を選んでいた。その中でたまたまレイプの場面が有って、
女優が凄く喘いでいたんだ。レイプされているのに。俺は凄く興奮した。好きだった女優があんな表情を見せるんだって。」「だから何が言いたいの?意味が分からない」「俺は好きな女優であんなに興奮するのなら、
一番愛する女が、他人に凌辱されたらどうなるのか?次第に女優の演技とユキの顔をだぶらせて妄想するようになった。もの凄く興奮した。それからは好きな女優ではなく、{寝取られ}というタイトルのビデオを観る事が増えた。
観終えた後、その全てのシチュエーションをユキに置き換えて妄想しては風呂場なんかで自分でしていた。妄想しながらお前を抱いた事もある。俺は自分の知らなかった性癖に気が付いたけど、お前に知られたく無かった。
だけど日増しに願望が強くなって、ユキが誰かに抱かれる事を切望するようになった。本当にこれは偶然なんだが、工場長が俺の家で祝ってくれるって言った時、一瞬、悪い考えが過ぎったが、[親父が居るので]と断ると工場長は
親父も同席して一緒に祝おうと言ってくれた。工場長に特別な他意は無いと思った俺は、お前も知っている様に親父に家を空けてもらい、工場長を招待した。お前がシャワーを浴びに行ってから、工場長は徐々に態度が変わって、風呂場に行き
お前の裸が見たいと言い出した。俺は慌てて止めていたけど、悪い考えが出てきてユキと工場長を二人きりにしてみようと思った。何も起こらなければそれはそれでいい。でも工場長が暴走したらと思うと
俺はもう冷静な判断が出来なくて自分の期待通りに事が進む事を考えてしまった。俺は部屋に入って願望と後悔の両方の思いが葛藤している自分に気が付いていたが、予想より速く工場長が行動を起こした事に驚いた。もう後には引けないと思った。
すぐにこの部屋の窓から外に出て状況を確認した。勿論、工場長がお前に酷い暴力を振るったら、いくら俺でも黙認する訳が無い。だぶん工場長はユキを抱きたいだけで暴力は振るわないと、何となくそんな気がした。俺は心底ユキが凌辱される場面が
見たいと思ってしまった。これが全てだよ。」私は黙って夫の言葉を聞いていた。全く理解出来なかった。{愛する人が他人の手に落ちる事に興奮する。}夫の思いは、私にはこの様に伝わった。夫は頭が変になってしまったのではないかとさえ思った。
私は冷静に答えました。「私だったらヒロ君が他の女の人と食事するだけでも嫌だ。それ以上の事なんて許せないし、考えられないよ。それはね、好きだから、愛しているからだよ。だから嫉妬もする。」
夫は「俺だって愛しているよ。誰よりも嫉妬するよ。分かって欲しい」私は、「分かる訳がないでしょ。そんなのは愛じゃ無い。只の自己満足じゃない。家族を犠牲にした。」私はヒステリックに叫んで部屋を出ると、リビングのソファーに横たわって泣きました。
夫はそのまま部屋に居て、私の所には来てくれなかった。そして夜が明けてしまいましたが、私は一睡も出来るはずも無く、今後の事を考えていました。
まだ続きます。我慢して読んでくださいね。
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