12番の(無名)さん、読んで頂き、ありがとうございます。もしかしたら、9番の人ですか?違ったらごめんなさい。
もしも同じ人ならニックネームなんて有りませんか?お礼を言うのに(無名)さんって、なんだか気持ちが籠ってないみたいで。
すみません。私の勝手な思いです。(無名)さんでもいいですけど・・・。
読者さん、ありがとうございます。読者さんからのメッセージを頂くと、心がホッコリします。
とても優しい人なんだなぁ、って想像してしまいます。続きを読んで下さいね。
続きです。
私は身体を隠す為に、シーツをたぐり寄せ、頭から被り身構える感じで網戸に向かって声を掛けました。「誰?誰なの?そこに居るのは分かってるよ」しかし、返事は有りません。網戸を開けて外を確認しようとも考えましたが、
夫や義父のように身内だったら激高して文句も言えますが、万一、全然知らない人が居たら私の身に危険が及ぶかも知れません。その事が頭を過ぎった時、怖くて網戸を開ける事が出来ませんでした。
私は目を凝らして網戸の方向を凝視していました。すると背後から音がして、カトウさんが「何してるんだ?」っと声を掛けてきました。私は驚いてしまって思わず「キャアッ」と声を上げてしまったのですが、すぐに冷静を装い、
「別に・・?」っと不愛想な返事をしました。外の気配の事は言いませんでした。そして、憮然とした態度で、「カトウさん、貴方はこんな事をして恥ずかしくないのですか?卑劣な人ですね。私は貴方の部下の妻ですよ」
すると、「だから何?アンタ言った様に訴えれば?俺はいいよ、平気だよ。だけど奥さん、アンタヨガリ狂ってたよね。俺とのセックスで。それで被害者面するの?」私はとても恥ずかしくて返す言葉が見つかりませんでした。
私は彼の指摘には触れずに、反論しました。「貴方は独身者でしょ?性欲を発散したければ、いくらでも方法は有るんじゃないですか?」すると、「俺は奥さんが会社を訪ねてきた時、確実にアンタをモノにしたいと思ったんだよ。
酒の力を借りてでもね。ヒロシを祝う為にこの家を指定したのも計画通りだよ。でもね、これは全てが偶然なんだよ。偶然、俺の思う様に事が運ばれた。」私は彼の言う意味が分かりませんでした。彼は続けて、
「考えてみなよ、ヒロシが親と同居している事は聞いていたから、もしも親父さんが今晩同席していたら、さすがにこんな事は出来ないし、ヒロシだって酔い潰れなければ俺は手出しできない。まあ、俺はヒロシを潰すつもりで飲ませたけどさ、
意外に簡単に潰れたなあ。だから、これはこうなるべき、自然なんだよ。」私は怒りが込み上げ、「よくもそんなに自分に都合の良い解釈が出来ますね。もしかして夫の昇格もその為に取って付けた様に、貴方は?」
「いや、それは少し違うなあ。うちの会社は昇格する為の見極めは他より厳しいよ。ヒロシは職人として塗装の実力は一人前だよ。仲間からの人望も厚い。来年には確実に昇格していたよ。社長や専務は工場内の詳しい状況は知らない。
職人の査定は全て俺に任されてるんだよ。まあ、そういう意味では奥さんの存在は、ヒロシが昇格する為の近道になったかな。1年の時間短縮って凄いじゃないか」この言葉を夫が聞いたら酷いショックを受けるだろうとすぐに思いました。
直後、彼の携帯が鳴り、「おお、着いたか、すぐに行く。」代行会社からの電話だと分かりました。「奥さん、悪く考えたらだめだよ。」私はうつむいたまま黙っていました。するともう1度、「奥さん、これ。」その言葉に顔を上げると、カシャッっと
スマホで写真を撮ったのです。片方の手には私の下着を持っていました。「写真は消して下さい」私は彼のスマホを取り上げようとした時、身体を覆っていたシーツが滑り落ち、裸の姿を再びカシャッカシャッと撮られてしまいました。
「この画像、もしもの時の御守りになるかも知れないから大切に保管しとくよ。色んな意味でな。あと、パンティ2枚貰って帰るけど、今日の祝い金が余ったと言っていたから新しいのを買いなよ。足りるだろ?それじゃあ、ま・た・ね。」
意味深な言葉を残し帰っていきました。私は写真に撮られた不安や、部屋の状況、自分の置かれた状況などを冷静に考えましたが、なかなか整理が出来ず、取り敢えずシャワーを浴びる事にしました。その前に勇気を出して網戸を開け外を
確認しましたが、誰もいませんでした。私は戸締りをして玄関も施錠して浴室に向かいシャワーを浴びました。あの男の匂いを全部消したい。頭からシャワーを浴び、膣内にも指を入れるとダラダラと精液が流れてきました。(いやだ、気持ちが悪い)
初めて体内に射精されて、それが流れ出る状態に私は戸惑いました。直接シャワーのお湯を陰部に当てると少し沁みました。(膣炎になったかも)悪い事ばかりが頭を過ぎり、それでも私は懸命に男の匂いを落とす事に没頭していました。
浴室から出て、洗面台の鏡に自分の姿を映すと、また悲しくなりましたが、髪を乾かしながら、夫に話すべきかどうかも考えていました。それにしても義父のドライヤーは乾きが遅い。自分のドライヤーはドレッサーのある寝室です。そこには夫が居るので取りに行けない。
私は髪が長いので乾かすのに時間がかかります。義父の低出力のドライヤーでは・・・。ようやく髪を乾かして、ドキドキしながら夫の寝ている寝室の戸を開きました。(えっ、何?)何か変。おかしい。私は違和感を覚えました。部屋の雰囲気が何か不自然なのです。
「ヒロ君。」私は夫に呼びかけました。夫は顔を私の反対側に向けて寝ています。私は夫の顔の方に回り込み、その表情を確認しながら、「ヒロ君。」もう一度呼びかけました。顔の表情が微かに歪みましたが、目を開けません。私は本当に熟睡している夫の寝顔を
しっかりと記憶しています。これは明らかに寝たふりをしていると確信しました。「ヒロ君、あなたね。外から覗いていたのは。」私は声を上げて泣いてしまいました。夫が寝たふりをする理由、それは一つだけ。全てを目撃して黙認している。そう悟った瞬間、私は怒りと悲しさの感情を
押さえる事が出来なかったのです。「すまない。ごめん。」慌てて飛び起きた夫の顔を見ると、お酒に酔っている様子は無く、逆に、何かを整理して言いたそうな表情でした。「ヒロ君、謝る理由は何?」「いや、それは、何て言うか・・・」
しどろもどろに言葉を濁す夫の態度に、私自身も夫が何を言おうとしているのか、何を隠しているのか聞くのが怖くなりました。工場長のカトウさんと私の行為を夫が覗いていたのは間違い有りません。私は(カマ)を掛けて問いかけました。「これは全部ヒロ君が企てた事だったのね。
本当に好きだったのに、終りね。別れましょう。」すると夫は見たことが無いくらい取り乱して、「違う、違うんだよ。待ってくれよ。頼む、話を聞いてくれ、正直に言うから」私の両手を握って頭を下げました。そして夫の話を聞く事にして、その内容を聞いて私は愕然としました。
続きは明日投稿しますね。
※訂正です。初めの頃のレスで、私は自分のアソコの事を(局部)と表現していましたが、
局部って一般的には男性に使う表現ですよね?何だか違和感が有ったのですが、今回からは
陰部と表現しています。(笑) 他の人達が表現しているみたいにダイレクトな俗語で書けば良いのでしょうが、
本当にとても恥ずかしいのです。女友達にもダイレクトな俗語を言った事は有りません。夫にも。
(ペニス)って書いた時もドキドキしてしまいました。別に俗語でも無いのに・・・。
本当に読みにくいと思いますが、付き合って下さる人達に感謝致します。 ユキ
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