今年も残りわずかとなりました。
今年は私と妻にとって忘れることのできない年になるでしょう。
毎年恒例の歌番組を見ていたのですが、
21時頃、専務からメールが来ました。
由美子、電話できそう?
声が聞きたくなった。
私「電話してやれば」
妻は返信せずに、すぐに電話をしました。
「声が聞きたいって言うから電話したんじゃない」
「全然大丈夫、テレビ見ながら寝ちゃったから」
「違う部屋だから大丈夫だよ」
「大丈夫、見つかってないから。思ったより早く消えそう」
「えっ、それが聞きたかったの?」
妻はチラッと私を見ると、私に近づき、
「顕司、好きよ」
専務の声が聞こえました
「僕も由美子が好きだよ、大好きだよ由美子」
妻が「奥さんより好きになっちゃだめよ」と言うと、
専務は「同じくらいならいいだろ、由美子」
妻は、それでもいいけど、お互いの夫婦生活を壊さないことだけは守るように言いました。
いつまでも聞いていてもしょうがないので、妻から離れると、
「今くらいのペースなら気付かないから大丈夫」
「うん、4日か5日くらいなら大丈夫じゃない」
「大丈夫よ、主人週末しかやらないから」
「えっ、もしょうがない、顕司好きよ、チュッ」
「それじゃ、奥さんと一緒に良いお年を」
電話が終わると、急に妻が私の隣にきて抱きついてきました。
私「急にどうした」
妻「何でもない、あなたもギュッと抱いて」
妻を抱いてあげると、
妻「はーっ、やっぱりあなたが一番落ち着く」
私「なんだそれ」
妻「ずーっと、あなたの奥さんでいたいっていうこと」
しばらくそのままでいると、
「何だか眠いから先に寝る」そう言うと、
「入れてくなったら脱がせて入れてね」と言って寝室に行きました。
先程見に行ったら、枕元にはティッシュが準備してあったので、
もう少ししたら、私も寝室に行きたいと思います。
それでは皆様、良いお年を
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