思い立った私はテルくんにメールを入れ、会う約束をしました。
テル「こんにちは。今日はどういう話なんですか?」
私「勿論、みきのことだよ」
テル「そうですか!また、寝取りますか?!」
私「何言ってんの。考えはあったにせよ約束破ったくせに」
テル「…あ、はい。すみません」
私「とは言っても、みきの気持ちも考えず寝取らせてしまった私も反省する所はある」
テル「いえ、はぁ…」
私「それでも、やっぱり嫉妬と興奮がないと勃起しない現実もある」
テル「はい。僕に出来ることがあれば」
私「色々考えてテルくんの都合の良いようにはさせない事にした」
テル「…はい。どういう事ですか?」
・一度、隠し事をしたので常に状況報告をする。
・もしコトが始まれば妻にバレないように動画もしくは画像撮影をする事。
・妻が嫌がる事はしない。
・必ず避妊。
・妻の口から聞きたいので状況報告は秘密。
テル「大丈夫です。反省してます。みきさんに会えるだけで良いんです!」
私「まだ話は終わってないよ」
テル「すみません…」
私「それら全て、みきが"テルくんに会いたい"と言った場合の話、全て彼女任せ」
テル「は…い…」
私「最後に、みきを自分のものにしようとしない事。」
そうは言えど男と女…何がどうなるかなど私もテルも、そして、みきもわからない事は重々承知の上…
私「それがのめるなら。みきに伝えてみますよ」
テル「…はい」
私「別に無理はしなくていいから」
テル「いえ!大丈夫です」
・・・・
・・・・
・・・・
その晩
私「なぁ…みき。」
妻「なにぃ?」
私「今日、テルくんに会ってきた」
妻「そう…なんだ」
私「ただ会いたいって言ってたよ」
妻「…」
私「前はさ、みきの気持ちなんて考えもせずに行動してしまったから反省してる。だから今回は会うも会わないも、みきに任せるよ。」
妻「そんな…」
私「わかってるわかってる。正直、私はみきが寝取られた、あの時の勃起を忘れられないんだ。」
妻「…」
私「男として、みきを気持ちよくさせてあげられた事…でも気持ちは別だから。みきに言われてさ、気持ちを考えてやれもしない酷い旦那だったと思うから…」
妻「…」
私「だから、みきが会いに行くのも受け入れるし、会いに行かないのも受け入れる。それについて行け、行くな、を言わないつもり」
妻「そんなこと言われても…困るなぁ」
私「私から言いたいことは言った。あとは好きにしてくれて良い」
妻「……」
私もテルも全ては妻の考え方次第です。
続く
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