探偵Hのチームが恭子の尾行をしていた時、私は探偵事務所で探偵Aから報告を受けていました。
探偵A「いいですか」
私「いいです。その確認のために来てるんですから・・・」
AはPCのマウスをクリックしました。
ペン型スパイカメラで撮影された映像が映りました。
カメラが置かれているのは、共用ルームのテーブルらしく、ドア方向へ向けられ室内を撮影していました。
共用ルームのドアが開き、花屋店員が入って来ます。
すると、カメラの前を女が横切り花屋店員に駆け寄ります。
女は恭子のはずですが、画角の関係で顔が切れているので誰かまでは特定できませんでした。
女「いらっしゃ~い槌」
そう言い花屋店員に駆け寄る女の声は間違いなく、妻の恭子の声でした。
花屋店員に抱きつく恭子。そんな恭子を受け止め、両腕で抱き寄せる花屋店員。
顔の部分は相変わらず画角の関係で切れていたが、恭子の首の動きでキスをしているとわかった。
花屋店員が恭子を後ろへ押しながらエプロンを外し、乱暴に放り投げる。
抱き合ったまま花屋店員に押され、そのまま恭子も下がっていき画面から消える。
しかし、衣擦れの音がして恭子が着ていた淡いピンクのブラウスが放り投げられてきました。
続いてホワイトのミニスカートが放り投げられてきて淡いピンクのブラウスの上に落ちます。
次に花屋店員に押し倒された恭子の顔が画面に入って来ました。
その上から花屋店員の顔が被って来て恭子にキスをしてきました。
恭子は、その花屋店員の背中へ手を回して受け止めていました。
花屋店員がずり下がっていき、画面から消えました。
そして、ブラが外され恭子が協力して腕から抜いていきました。
恭子の顔が仰け反りました。映っていませんが、音声から花屋店員が恭子の乳首を吸っているようでした。
映像はここで編集されてました。
この後は、先ほどの場所で花屋店員が恭子と抱き合っている映像でした。
恭子が目を閉じて覆いかぶさっている花屋店員の背中に両腕を回し抱きしめている様子から全てを受け止めた後であることがわかりました。
こうして私は恭子の不倫現場を押さえ、不貞行為の証拠を得ることができたのでした。
しかし、これは今後の恭子との協議を有利に進めるための1歩にすぎませんでした。
続く
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