恭子画面
探偵Fと合流した恭子は地下街から地上へ出て駅前の遊歩道を歩いていました。
探偵F画面
恭子「今日はごめんなさいね。初めて会うのって一人じゃ不安で、お友達呼んじゃって」
探偵F「いえいえ全然気にしてませんから、逆に僕も安心しましたよ。それが普通だと思うんで」
流石イケメン君、話を合わせてました。
恭子画面
例のカラス張りの商業施設へ入る恭子と探偵F、吹き抜けの長いエスカレーターで上階へ上がっていきます。
探偵F画面
恭子と並んで商業施設の長いエスカレーターに乗ります。
探偵F「緊張してきた」
Fが恭子の耳元で囁きます。
恭子「いきなりどうしちゃったの?」
恭子もFの耳元へ背伸びして囁きます。
探偵F「恭子さん、写真見た時、綺麗な人だなぁって思ったけど、実物はもっと、めちゃくちゃ綺麗なんだもん」
Fが再び恭子の耳元で囁きます。
恭子「そんなうまいこと言って、おばさんをからかわないで」
恭子も再びFの耳元へ背伸びして囁きます。
探偵F「本当ですよ」
Fが耳元で囁きます。
恭子は今度は何も言い返しませんでした。しかし、少し恥じらいの混じった表情で、Fをじっと下から見つめていました。
そうこうしているうちに上階へ着いたようでした。
恭子画面
Fと恭子が並んでエスカレーターを降りて、カフェに入店する映像
オープンスペースには、いつものアラフォー女たちがすでに到着していました。
探偵F画面
恭子「お待たせ~。今日は皆ありがとう。紹介します(偽名)で~す!」
女1「ううん。全然全然。むしろ写メ見て期待して来たんだから」
そして、探偵Fの方を向きました。
「初めまして恭子さんの友達でK子です。背が高くってイケメン君ね」
そう挨拶しました。
この女は、居酒屋で宴会中に白Tシャツの筋肉マンとWCへ消えていったアラフォー女です。
女2「本当にカッコイイ、恭子が羨ましいわ~。初めまして私はT美。よろしくね」
続いてこう挨拶してきた女は、居酒屋でツーブロックヘアーに股間を愛撫されていたアラフォー女でした。
女3「こんにちは、立ってないで座って」
Fにそう気遣いを見せた女が次に挨拶をしました。
探偵F「あっ、それじゃ~」
Fが女3が奨めた席にすわりました。
女3「初めまして、R子です。恭子さ~ん、譲って貰えませんか?・・な~んてね、ふっふっ」
この女は、居酒屋で一番若い花屋店員と親し気で、店を出た後も花屋店員とどこかへ消えた女でした。
こうして探偵Fは、若い年下好きのアラフォー女たちにイケメンという最大の武器で難なく受け入れられたのでした。
続く
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