不思議なことにＡさん・Ｂさんからは何も連絡は
無く、家の明かりた点いていたが偶然にも顔を
合わす事も無かった。それは、嫁からの話でした。
正直、私も信用していた訳ではありませんでした。
内緒で、お休みの連絡を取り時間を空けて我が家まで
様子を見にコッソリ出向いて確認もしました。金曜の
夜は我が家の部屋の明かりが消えるまで遠くから見ていました。
私は翌日の土曜は休みで嫁は仕事という事あり時間を
気にすることなく観察をしました。そして土曜の夕方に
嫁もホテルに来ました。二人でヒッソリと外食を済ませ
部屋に戻りました。この１週間の静けさが私に悪魔が
囁きました。部屋に戻り今後の事を話していましたが
私は嫁に問いかけてみました。Ａさんからは何も連絡が無いし
顔も合わせていないよな。もし、今から連絡をしてみろって
言ったらどうする？連絡をするなら、連絡の内容は沙織に任せる。
しないなら、それはそれでかまわない。嫁からの返事は、
それは出来ないとの答えでした。時間だけは過ぎていました。
一旦は、連絡は出来ないと答えた嫁から突然なタイミングで
話をしてきました。それは私がホテルのシャワーを浴びて出て来た
時でした。シャワーから出ると部屋に嫁の姿がありませんでした。
私の携帯には嫁からの伝言とも取れるラインが入っていました。
「シャワーから出たら連絡を下さい。フロントロビーに居ます」
私は、シャワーから出た事を伝えました。暫くしてラインが有りました。
「一度は、断ったけど連絡をしてみていい？」でした。
私は、連絡するなら沙織の考えで連絡していい。但し、今度は条件がある。
何を連絡したか教える事を伝えました。時間が経ちましたが
嫁からは何も返事が有りませんでした。返事が来たのは１時間は
経過していたかと思います。
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