披露宴も終わり2次会は式場近くにあるスナックを夜の店が
オープンする間、貸切っていました。私にはそんな事情は知らない
という気持ちでした。5時過ぎには店を出たと思います。
飲める酒も体を壊して今は飲めないと嘘までつきました。
車に乗り込むと一目散に家路に戻りました。7時半ようやく近くの
ビジネスホテルにチェックインできました。それと同時に嫁にラインを
送信しました。「どうなのAさん来てるの?」嫁の返事は意外でした。
「Aさんの家におじゃましてる」私なりに考えました。
流石に私の居ない家の中まではAさんを入れられない気持ちなのか。
あまり連絡ばかりするのも不自然と思い嫁からの連絡を待ってみました。
私なりに待ったつもりですが、もう10時になっても何も音沙汰がありませんでした。
心配になり近くまで車を走らせ車を駐車してから家の様子を見に向かいました。
外は真っ暗でしたが、Aさんの家からも我が家からも部屋の明かりらしきものは
見えませんでした。私は嫁にラインをしました。「どう?変わった事はない?」
嫁からの返信は直ぐでした。「大丈夫だよ。初めてよく話したけどAさん面白いよ。
酔っぱらった事しか知らなかったから。」嫁からの返事を読んで驚きました。
互いの家からは明かりが見えない。それなのにこんな返事をしてくる。
もう一度、嫁に問いかけました。「そろそろ家に帰る?」
返事は数分後でした。「今、片付け終わって帰るとこ」やはりおかしい。
「帰ったらまた連絡してよ」「はい」
その後、数寿分は待ちました。すでに11時を過ぎていました。
私は嫁から送られてくるラインの内容と目に映る現実の違いに意を決して
Aさん・我が家と順番に様子を確認しました。「そろそろ帰るよ」その返事だけは
本当でした。調度、私が我が家の様子を確認し路地に出ようとした時でした。
路地の入口に車が停まり街灯でタクシーから降りてくる人物が確認できました。
その人影は二人です。数秒後、私にも嫁からラインが届きました。
「今帰ったよ」そうでしょね。目の前にAさんと路地を歩いて来る嫁が居ましたから。
「
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