翌日、私は早くにチャックアウトして家路に向かいました。
家が近づくにつれ理性を取り戻していた私は嫁と顔を合わすときの
事を今更ですが考えてしまいました。思いのほか早く家に着きました。
玄関の鍵は閉まっていました。いつもの様に家の中に入り台所、リビングに
向かいましたが嫁の姿や気配もありませんでした。
寝室の前まで来た時でした。寝室に入るドアが開いていました。
嫁はまだ寝ていました。戻ったよと声を掛けようとした時でした。
寝室に置いてある小さなテーブルの下に何でこんな場所に転がっているのだろうと
思うものが転がっていました。折れたキュウリが1本、洋ナスが1本。
ティシュに包んだのでしょう。包んでいたティシュが少し開き
明らかに分かる避妊具が見えました。私は忍び足で後ろに下がり一旦家から出ました。
車に戻り頭の中を整理しました。初めて見た初めて知った嫁の恥ずかしい失態。
それどころか、まさかAさんと?避妊具の状態までは確認していません。
最低でも、目にした野菜を使って自慰行為をしたのは確かでしょう。
昨夜の事はもちろんですが、嫁のオナニーまでも想像したことがありませんでした。
そうだとしたら嫁は何を妄想して自慰行為をしたのか?
帰って来たばかりでしたが、既に昨夜のモードに戻りかけていました。
駐車場から離れ、「後、1時間もしたら家に着くよ」私が嫁に送れる精一杯の警告と言うか
信号でした。数分後、嫁からも「はい」とだけ返事がきました。
改めて家に戻り寝室に入りましたが、私が目にした光景は無くなっていました。
平然とした態度で家の中に有るゴミ袋を覗き込みました。台所にあるゴミ袋と寝室に置いてある
小さなゴミ箱だけは綺麗に新しい袋に交換されていました。
着替えを済ませリビングに座りようやく嫁と対面する時間になりました。
何はともあれ私から嫁に声を掛けました。「昨夜は色々と何って言っていいか
嫌われたかと後になって凄く思ったよ」しかし、そんな私に嫁は
「嫌いになってないよ。私も嫌われないか心配だったし。言われた通りにして本当に
良いのか不安だったから」正直、ホットしました。一旦、昨夜の話は簡単にお互いの思いや
気持ちを確認できたので終わらせました。 次第にいつもの夫婦に戻っていました。
昼が過ぎ夕食の買い物に嫁が出かけました。 私は密かにこの時を待っていました。
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