元々ゆきとの夜は月に2度ほどだったのですが
ゆきを欲求不満にしなくてはとここのところは交渉をしないようにしていました。
弊社の製品の製作をお願いしている会社の社長が出張で来られました。
藤井さんと言う90キロほどある巨体(デブですが)の社長さんで
金回りがよくギラギラした感じの人です。
昨年一度我が家にお招きした時、ゆきの胸元をいやらしく見ていたのでその時は嫌な気分になっていたのですが
その頃は違う感情になっていました。
その日はホテルのレストランを予約してゆきも一緒に3人で食事をしたのですが
食事が終わり飲み屋に移動しようかと言う時に
電話がかかって来たふりをして席を外しました。
入り口にあるソファーに座り電話をするふりをして2人の様子を見ていると
ゆきが楽しそうに笑っているので予定通りに動くことにしました。
先に戻ると
「すみません、トラブルがあったみたいですぐに行かなくてはならなくなりました。
ゆき、悪いけど次の店は予約してあるから藤井社長の接待お願い」と伝えました。
ゆきは驚いた顔をしていましたが
「藤井さん、申し訳ないです、ゆきお願い」と無理矢理話をつけました。
藤井さんは「ゆきさんとふたりなら楽しそうだらか気にしないで」と言い
ゆきも「わかった」と言ってくれたので先に会計をして店を出ました。
夜帰り、酔って赤い顔をしているゆきに「どうだった」と聞くと
「凄く話も楽しい方で楽勝」と笑っていたのでうまくいきそうだと感じました。
明くる日の土曜日に藤井さんからいただいたお土産のお裾分けを近藤さんに持って行くと連絡すると
今、釣りに出ているので魚を持って夕方に行くと返事がありました。
夕方、大きなクーラーボックスをもって近藤さんが来ました。
アジとイサキがたくさん入っていて、キッチンで近藤さんがさばいてくれました。
刺身と塩焼きで食事をしてお酒を飲み
また、風呂に行って、と思っていると「今夜は疲れたからこれで」と近藤さんが帰ってしまいました。
がっかりしたのですが、近藤さんが帰ってからゆきがスマホをずっと触っているのが気になっていました。
寝室に入りうとうとしているとゆきが横に来て寝るようでした。
わたしもそのまま眠りに入ったのですが
少ししてゆきが起き上がる気配がしました。
トイレかなと思いスマホを見るとまだ12時前でした。
しかし、階段を下りる音がして、トイレは2階にもあるので何か用事があるのかなと思っていると
玄関のドアのロックを外す音が微かに聞こえ、ドアの閉まる音がしたような気がしました。
しかし、酔っていてぼーとしていたので動く気にならず
どうしようかと考えているうちにまた寝てしまいました。
次に目が覚めたのはゆきが横に入って来た時でした。
「帰って来たんだ」も思い寝たふりをしていました。
少ししてゆきの寝息が聞こえていたのでスマホを見ると2時前でした。
ゆきのスマホを取り暗証番号(知らないふりをしていましたが暗証番号はわかっていました)を入れ近藤さんとのラインを確認しました。
食事中の時間から始まり
「今夜、ご主人が寝たらうちにおいで」
「無理ですよ」
「頼むよ、なんだか今日は寂しくて」
「何言ってるんですが」
「お願いします」
「無理です!」
「お願い」
「ダメです。ばれます」
「待ってから、寝ないで」
「無理です」
わたしが寝てから
「主人、寝ました」
「おお、こっそり、静かに」
「もう、ばれたら責任取って下さいよ」
「わかったわかった」
これだけで大興奮でした。
近藤さんは町の役員などをしていて昼間は割と人の出入りがあるので
夜を選んだのだと思います。
それにしてもゆきも大胆です。
※元投稿はこちら >>