あんな風に感じるゆきを見た事はありません。
わたしのものがとても小さいとか、早いとか、前戯が手抜きだとか
そんな事はありません。
確かに近藤さんのものは驚くほど長くロケットのようですが…
これ以上の興奮はこれからの人生でないのではないかと思いました。
わざと数日置いてからゆきに
「ずっと家にいないで遊びにいってもいいよ」と言いました。
「ありがとう、でもお友達もあまりいないから」
「そうだよね、地元から離れるとなぁ」
「うん。でも突然どうしたの?」
「いやさ、会社でそんなはなしになって、専業主婦も外で遊ばないとボケるとか、ストレスが溜まるとか」
「そうなんだ」
「無理に遊べと言ってるわけじゃないよ。ただ、ゆきもストレスの発散をしないと鬱になったりボケたら困るからさ」
「ならないよw」
「そんなのわからないよ」
「例えば男の人でも?」
「そうだね、女同士より楽しいかもな」
「えーいやじゃないの?」
「ゆきが楽しいならたまにはいいと思うけど」
「ふうーん、じゃ誰か紹介してよ」
「えーそれは難しいなぁ」
「でしょぉ、いないのよ」
「うん、まあでもそんなことがあってもいいよって事だから」
「ふーん、頑張るふふふふ」
「ははは」
これは、自分なりに考えてわたしが全く気づいていない事を伝えるのと
少しでも精神的にゆきが動きやすくなるようにでした。
ゆきは常にスマホを手放さないのでなかなか覗き見をするチャンスがありませんでした。
わたしが仕事でいない間に近藤さんとHしているのではないかと考えるのですが
うまく証拠が掴めなくてもんもんとする日が続きました。
我が社はお盆休みはなく、7月8月の間に好きに5日の休みが取れます。
お盆に休む社員もいれば毎週1日だけ5週間にかけて休む社員もいます。
そんな話を近藤さんにした時
休みに合わせて泊りで海釣りに行かないかと誘われました。
ゆきも行きたいというので宿と釣り船の予約は近藤さんにお願いして
朝、というか夜中の3時にわたしの運転で出発しました。
6時前に港を出発しておは前には戻ってきました。
釣果は3人でイサキを100匹以上と上々でした。
お昼を食べて一旦宿に入りわたしとゆきは近くの海水浴場に向かいました。
有料で簡易ですが屋根付きの休憩場を借り
白いビキニのゆきと海に入った後寝転ぶと睡眠不足で眠気に襲われました。
そこで、ちょとしたことがありました。
ゆきがひとりで海に浸かっているときにビーチボールで遊ぶ中学生と仲良くなり
少し遊んだ後沖のイカダまで一緒に泳いでいき(ゆきは浮き輪付き)イカダから飛び込み中学生につかまってはしゃいでいました。
戻って来てからもわたしが寝ていたので、中学生が休憩しているパラソルに行き背中に日焼け止めを塗ってもらっていました。
わたしは眠い目でそれを見ながらもし自分ならラッキーだと思うだろうなと考えていました。
宿に戻りゆきと風呂に入りさっぱをしました。
宿は5部屋しかない小さな民宿でお風呂は掛け流しで24時間入れるのですがひとつしかなく
家族単位で順番に入るかたちで、そのさいは入り口に『利用中』の札をぶら下げることになっていました。
食事の時、横の泊まり客から釣ったハマチのお裾分けをいただきました。
それがきっかけで近藤さんを入れて5人で酒盛りが始まり楽しい時間を過ごせました。
浴衣姿のゆきに3人の男性の目が注がれ、それだけで十分ドキドキして満足でした。
部屋に戻り布団に入りゆきの様子を観察しているとスマホを触りながらわたしを気にしているようでした。
酔った時わたしは饒舌になるのでゆきにいろいろ話しかけ
突然寝落ちしてふりをしました。
ゆきが話しかけて来ても寝たふりです。
ゆきが灯りを消し背を向けて布団に入り部屋がシーンとする時間が流れ
わたしも眠気にぽーとなっていたとき
ゆかのスマホのバイブの音が聞こえました。
すぐに止まっりスマホの灯りが見えました。
スマホの灯りが消えて少ししてゆきが起き上がりわたしを見ているようです。
口を開けて寝ているとゆきが立ち上がり部屋を静かに出て行きました。
10分我慢して行動を起こそうと自分で決めじっとしているとドアが開きました。
あわてて寝たふりをするとゆきは干してあったバスタオルを持って出て行きました。
少しして隣の近藤さんの部屋から廊下をスリッパで歩いていく音がしました。
わたしは10分我慢して部屋を出ました。
風呂に行くと利用中の札が掛かっていました。
緊張しながらそっとドアを開けると
ふたつの脱衣籠に浴衣が入っていて
ひとつにはゆきが付けていたブラが見えます。
静かにドアを閉め、這うように浴室のドアの見える位置に移動しました。
ドアは曇りガラスなのですが水滴で人がいるのがわかる程度しか見えません。
また、掛け流しのお湯の音で話し声もよく聞こえません。
曇りガラスの向こうで動くふたりはわかるのですが何をしているのかわからなくて困っていると
流れるお湯の音に混じって微かにゆきの喘ぎ声が聞こえました。
シルエットはふたりとも立っているように見えるので立ちバックだと思いました。
必死にゆきの喘ぎ声だけを聞き分けようと頑張ったのですが、お湯の音と反響でわかりにくかったです。
ふたりが離れたのがわかったので慌てて部屋に戻りました。
ふたりはなかなか戻って来なかったのですが、鉢合わせが怖くて動けませんでした。
部屋のドアの開く音がしてあわてて寝たふりをすると、それを確認してか部屋には入らないで出て行きました。
隣が近藤さんの部屋なので壁に耳をつけてみたのですが
ふたりの声はほとんど聞こえません。
窓を開けてみたのですが、窓が離れていて覗くのは無理
室外機の音が大きくて何も聞こえないのであきらめ
廊下に出てみました。
しかし、声を押し殺しているのか何も聞こえません。
吹き出る汗を拭きながら頑張ったのですが何も聞こえないので諦めて部屋に入りました。
それから1時間もしないでゆきが部屋に戻り布団に入りました。
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