いろいろ調べ、いろいろ考えた結果、一つの結論に達しました。
その結果を胸に、後日、再度、部長と話をしました。
「あの…部長…ちょっと話をしたいことがあるんですけど?」
「なんだ?」
「うちの子供のことです…」
「またか?」
「お願いがあるんです」
「何を?」
「事実だけ確認したいのです…子供の父親が誰か…」
「それを知ってどうする」
「知るだけです。何も変えません」
「そうか。で、お願いとは?」
「一緒に父子検査をして欲しいのです」
「俺の子だったらどうする?離婚するのか?」
「何も変えません。妻とは離婚しませんし、子供は自分の子として育てます」
「じゃあ、一筆書け。それなら協力してやる」
部長の言われるがまま、手書きで一筆書きました。
妻に気付かれないよう、検査キットは会社の住所宛。
キットを受け取った後、子供、部長、自分の3人分のDNAを採取し、検査機関に送付しました。
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