妻はイクと必ずバグを要求してイッた余韻を楽しむ。
亮輔のアパートの玄関で立ち尽くしている俺に聞こえた妻のイッた時のお決まり。
亮輔は妻をどんな風にバグしているのか見えない。
俺から見えるのは、リビングにつながる引き戸の隙間からテレビの光がチカチカ点滅するような明かりと亮輔と妻のキスをしているだろうチュパチュパしている音。
俺はゆっくり靴を脱ぎチュパチュパ音が漏れる部屋の引き戸の前まで入った。
引き戸の隙間から中を覗いた。
経験者しか理解できないかもしれない。
俺は蚊帳の外のような
別の存在のような
孤独な感じで思えた
上手く説明出来ないけど、俺だけが別世界の存在のような寂しい気持ちと孤独感に潰されそうだった。
引き戸の隙間からは妻の姿は全く見えずテレビの画面が僅かに見えるだけ。
チュパチュパする音と妻の吐息だけが聞こえる。
そのチュパチュパが途切れ、次に聞こえた音はフェラ音。
ブッポブッポといつも妻が俺のを咥えている時と同じ音。
暫く同じ音が見えない部屋から響き続けた。
俺の心臓は口から音がするんじゃないかと思うくらいドキドキしていたのを覚えている。
亮輔は「気持ちいい・・気持ちいい・・」
と繰り返し、妻は無言でブッポブッポと音をたてていた。
ゆっくりて引き戸を震える手で
ゆっくり・・ゆっくり・・ゆっくり・・開けた。
亮輔の足の間で膝ま付く妻のお尻。
全裸で上下する妻の頭。
亮輔の開いた両足。
5cmか10cmか開いた引き戸から見えた。
俺をバカにするかもしれませんが、自然と引き戸を開けていた右手が自分の股間に行き自分のを触り始めた俺。
視線は親友を咥えた妻。
俺のは十代を思わせる程、固かった。
亮輔は「ダメダメ・・イッちゃう」
それでも続ける妻。
「本当にダメだよ。イッちゃうから休憩!」
それでも続ける妻。
妻はこんな時、Sになる。
寝ていた亮輔が起きた。
妻の上半身を起こそうとしている。
亮輔の顔が困った表情。
「出して・・」
咥えながら妻が言った。
妻の上半身を起こそうとしていた亮輔がゆっくりと倒れた。
「マジ・・・・イクよ」
「うん。イッて」
「うぅぅん」と漏れだす亮輔の声。
さっきまでの上下していた妻の頭がゆっくりになり、亮輔の股間の奥深く沈んだ所で止まる。
亮輔の精子を口で受け止めている。
俺との場合は受け止めた後、吐き出すためティッシュを取るはず。
その日の妻は違った。
亮輔がイッた後もゆっくり丁寧に咥えたまま股間から離れない。
むしろ丁寧にイッた後も丁寧にフェラし続けていた。
「くすぐったいから」
亮輔がたまらず起き妻を自分の股間から離そうとする。
妻も導かれる様に股間から離れ俺に背中を見せるように起きた。
正座して裸で背中を見せる妻。
妻の両腕を抱え妻に向き合う亮輔。
覗き股間をいじる俺。
「飲んじゃったの!?」
「うん。飲めちゃった」
嫉妬に気が狂いそうな
興奮で気が狂いそうな
俺。
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