カウンターの端と端なので会話しているのはわかるが、内容まではわからない。
ただ妻ちゃんは楽しそうに会話している。
相変わらず後ろの6人組は煩い。
どうなんだと思い妻ちゃんにLINEを入力していると2人が立った。
ドキッとしながら出て行く2人を見る。
6人組の騒がしい話を聞きながら1時間程経っただろうか。
妻ちゃんが膨れっ面で戻ってきた。
LINEで
『どうした?気に入らなかったの?』
『全然ダメ!濡れ濡れで誘ったのに挿れて1分だよ!そのくせ二回戦求めてきたのに二回目も3分待たないし!
朝までって言われたけど、気持ち良くなる気がしなかったから、部屋から追い出して今また探しに来た。』
『そうなの?でも面子変わってないよ?6人組に声かけてみる?』
こんなやりとりしてると6人組が
『お姉さん一緒に楽しもうよ!』
するとLINEで
『行くね。もう面子変わらないと思うから先生達の部屋に行ってて。どんな結果になっても必ず一緒に寝よう?』
『OK!妻ちゃん達が出て行ったら俺も出て行くよ』
妻はビール一杯を景気付けのように飲んで、6人組と出て行きました。
マスターから
『相当の好きものですね。ありゃ朝まで返してもらえないだろうなぁ。お客さん先に声かけたら良かったのに。』
『いやぁ。そんな歳でもないですよ。朝までって10何年した事ないですから。』
なんて嘘を言い30分程でバーを出ました。
そのまま先生夫婦の部屋に行くと、先生がガウンを着てオートロックを開けてくれました。
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