先にバーへ入ったのは私でした。
お客さんはカウンターに男2人組、女2人組が別々に話している。
その他にチャラい男6人組がテーブル、男の1人飲みが別々に2人、おじいちゃんおばあちゃん、30代の夫婦、男の子2人家族の6人組がもう一つのテーブル。
私はカウンターの1番奥に座りビールを注文する。
程なく妻が入ってくるのが確認できた。
店員の案内で妻は私とは反対側のカウンターに座った。
しばらくお互い視線を合わすことなく、しかし互いの存在を意識しながらビールをチビチビ飲んでいた。
妻が飲み始めて10分程経った頃、6人家族が退店する。
それを合図に1人飲みしていた男の1人が妻の隣に移動した。
どんな話をしているか気になるが、距離がありすぎて全くわからない。
6人組は一気をしだした。煩くてイライラする。
妻は笑顔も見せながら話を続けている。
間に座っている男女の2人組が、即席のカップルでも出来たのか、ペアになり出て行った。
妻の膝に男の手が乗っている。
気付かれないようにちらちらみるが、男のタッチも大胆になって行った。
しばらくその状況が続いていたが、男は突然会計を済まして出て行った。
妻は残ったままだ。
LINEで
『どうした?気に入らなかったのか?』
『チンポ自慢ばかりしてつまらない男だったから。18cmですって(笑)』
『、、、酔ってる?まだ大丈夫?』
『大丈夫。次はどっちくるかな(笑)』
『妻ちゃんが出るまで俺はここにいるよ。安心して楽しんで。』
『あの6人組でも?』
『ああ。6人もいれば1人くらいは良いのがいるんじゃないか?』
『たかしがOKなら、、、声かけられたらついて行っちゃうかも。』
『大丈夫。俺は変わらない。家族を守るよ。』
『愛してる。』
『俺も愛してる。』
動きがあったのはもう1人の男だった。
※元投稿はこちら >>