家に帰った妻に子供達が一斉にお帰りと伝えました。
長女は慣れない料理をばあちゃんと一緒に作り、長男は家中の掃除、次男は折り紙と広告でパーティーで見かけるチェーンを飾り付けた。母親(ばあちゃん)は何も理由は聞かなかった。黙って私達を信じて見守ってくれた。
家族でみんなで作ったパーティーだった
その夜ベッドの中で妻から
『あたし介護士やめる。しばらくは奥様先生の助手的なことしかできないけど、雇ってもらうんだ。もう先生と奥様先生にもok貰ってんの。』
『そうか。Hの事もあるしな。』
『Hも仕事辞めるよ来月から違う職種で働くんだって、キツそうだけど楽しみでもあるって笑って言ってたよ。』
『そうか。でも皆んな幸せになれれば良いよね。』
『うん。絶対この家族を守り続ける。次はあたしが体を張ってみんなを助ける。』
妻の頬に涙が伝う。
理想の女王様と結婚して子供まで出来たジョン先生。
キャリアアップし続け自分のクリニックを出すことを目標に頑張る奥様先生。
仕事に希望を持って進み続けるH。
理想の家庭を再び手にし自己犠牲まで厭わない妻。
それぞれの幸せの考え方や形がある。
私も家族を守り続ける事を妻と結合しながら誓い合っている。
後日妻から『今度の勤務明け私の仕事っぷり見に来てよ。奥様先生には日にち伝えておくから。』
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