俺は悶々とした日々を過ごしていた。嫁はセックスがないこと以外は何も変わった様子もない。
俺は意を決しレコーダーを嫁の鞄に忍ばせることにした。
関係があるとすれば、パートが無い日の昼間しかない。俺はその時を狙って嫁のバッグの奥にレコーダーを忍ばせた。
社長の下の名前を絶叫しながら叫ぶ嫁。ムチが当たる音。おもちゃで責められ大声で喘ぐ嫁の声。今まで聞いたことがない声。
「お願いです。中に出してください!」と叫ぶ嫁。
「何をだ!言ってみろ!」
「○○さんの精子をください」
「どこから出る精子だ?あ?」
「○○さんのビンビンのおちんちんから出る濃い精子を中に出してください!」
「どこの中だ?」
「△△のグロいおまんこの奥に注いでください!」
録音を聴いてもう言葉はなかった。
俺は社畜として真面目に働いてきた。その経営者に、嫁となった今でも弄ばれ、そいつの命令で仕事をしている。
なんだか屈辱だった。
嫁に腹が立つよりも、その社長への嫉妬、恨み、権力に逆らえない無力感が俺を支配した。
今はまだ何も話さずに会社に通っている。仕事もあまり手につかない。これからどうしたものか?
不倫相手とはセックスを続けているが、嫁はそのうち求めなくなった俺にも何かを察するだろう。
このご時世に会社を辞める決断もできない。今はまだ結論を出せないままただ過ぎる日々を過ごしている。
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