私が初めて歪んだ欲望を持ったのは、ユカの過去の男性遍歴を知った時だった。
激しい嫉妬と暗い欲望の入り混じった興奮に、軽くフワフワ生きていた私はすぐに飲み込まれてしまった...
初めてのセックスから一か月。
合鍵を渡し、ほぼ毎日ユカは私の部屋に入り浸っていた。
会話も飽きずに楽しかったし、久しぶりの特別な存在になるユカに私も夢中だった。
生理の時以外は、必ず毎日セックスをした。
まだまだ未開発な身体を、私好みに仕込んでいく楽しみに没頭していた。
ユカは感度が良く、セックス好きの淫乱な素質があった。
フェラも丁寧に教えて、高校時代の制服を持ってこさせ、ブレザーの制服姿のままハメたりしていた。
割と頻繁に登場するので、クローゼットの人からは見えない場所に掛けっぱなし。
ロリ系のユカは、私服よりも制服の方が似合っていて、すごく可愛いかった。
性行為でユカが特にハマったのがクンニだった。
セックスの度に1回ではなく、2回、3回とイキたがる。
「イッちゃう!アァ...どうしよう...ユカ...イッちゃうよぉ!!」
イク時には必ず身体を起こし、舐めている私の目を見て、アクメ顔を見せるように仕込んでいた。
イク時のユカは蕩けるような、たまらなくイヤらしい顔になる。
生理中には「終わったら、たくさんユカの舐めてね」とおねだりするのが可愛かった。
「ユカのオマンコ...舐めて...」
「カズ君のオチンチンをユカのオマンコに挿れて」
必ず自分の名前と、して欲しい事を言わせてから行為に及んだ。
二人ともセックスに楽しくハマっていた。
そんなエロ楽しい一か月を過ごしていたとき、私の働くバーにハルが遊びにきた。
ハルとはあの日以来、連絡を取っていなかった。
なんとなくユカとの関係を話しづらかったのだ。
「久しぶりー!」
「ご無沙汰だったね、ハル。ゴメンね、忙しくってさ」気まずい私の心の内を知らないハル。
「いや大丈夫よ!この間はゴメンね、ユカを送ってもらっちゃって」
「いいんだよ、お互いさま」
私は話をはぐらしたかったが、ハルは一気に踏み込んできた。
「ユカとヤッちゃった?」ニヤニヤと私の顔を見ている。
私は頷いた。
「やっぱりなー、全然2人とも連絡来ないし、カズの好きなタイプだもんな」やはり気づいていたか...ハルは話を続けた。
「ユカは軽いしね」
「俺とも合コンで初めて会って、すぐにお持ち帰りw」
「タイプじゃないけどヤルだけならイイかなーって」
ハルに悪気はないのだろう。
まさか私が本気でユカを好きになっているとは思ってないのだ。
私の心臓は嫉妬で鼓動を早めている。
軽い生き方をしていた私には、初めての経験だった
ハルは知るよしもなく、ユカの話を続ける。
「マンコ、具合良かったっしょ?」
「見た目はパッとしないけど、気持ちイイよねー、あのマンコは」
「オレ、超早漏でイッちゃってさ、1発でポイの予定だったけど、またハメたくなって、あの日に呼んだんだよね!」
喉がカラカラになって心臓が早鐘のように鳴っている。(ナンダコレハ?)
「あの日もヤッたの?」私は考え無しに踏み込んだ。
「当たり前じゃん!いつも通り生で中出しだよ、最初にヤッた時からw」下卑た顔でハルが笑う。
「カズがあの日にお持ち帰りだったら、中に俺の入ってるなぁって...ゴメン言い忘れていてw」
ショックでクラクラした。
あの日ユカがシャワーを浴びるのに固執し、クンニを嫌がったのはその為だったのだ!
(まだオレもヤッてない中出しをハルはヤッたんだ...)
私はなるべく平静を装い「カンベンしてよー」と言うが、声が震えてしまう。
「ホント軽いんだよアイツ、本命の彼氏がいるのにオレらにヤラセちゃうんだから」
「ユカちゃん彼氏いるの?」(シラナカッタ、、)
「いるって言ってたよ、ダセぇグループの奴だけど」
「あの顔で二股だもんなー、初日から生で中出ししたのに誘えば来るし、マジでサセ子っしょ!」
「.....」私はもう何も言えない。
ハルはお構いなしに言うだけ言ってから話を変え、グラスを空けて「またね!」と店を出ていった。
私の中に怒りと暗い嫉妬が湧き上がっていた。
早く部屋に帰ってユカを問い詰めたかった...
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