私は胸がドキドキしながら後ろの車へと近づいて行くと、「カチャッ!」っと中から助手席のドアを開けてくれました。
辺りは真っ暗で、当然車の中も真っ暗でまだどんな人かはこの時点では分かりませんでした。
助手席に乗ると彼は「こんばんは!初めまして!ソウマと言います!」と爽やかな感じで挨拶してくれました。
暗い中で、まだハッキリと顔も分からない状態だったけど、その声と車内の雰囲気が「何だか悪い人ではなさそうだな」と第一印象は感じました。
その後すぐに彼は室内灯を点けて、再度「こんばんわぁ~」と笑顔で対面。
私を見ると彼は「うわぁ~こんな可愛い人と会えたなんて嬉しいです!何かテンション上がっちゃいます!」
私:「またぁ~上手ねぇ(嬉笑)」
ソウマ:「いや!お世辞だったら言わないですよ!旦那さんからもタイプでなかったら上手く断ってもらっても大丈夫ですんでって言われてましたから。」
私:「そ、そうなんだ・・・」
そう言って私はチラッっと彼の方を見てビックリしました。
室内灯が点いて、しっかりと彼の顔や格好が見えて、どう見ても20歳くらい?ん?下手したら10代?くらいの若い男の子でした。ただ白いTシャツが良く似合ってて、そのTシャツから出てる黒い日焼けしたら腕が、Tシャツを着てても分かる分厚い胸板が明らかにスポーツマンって感じの男の子。
私:「えっ?ソウマ君だっけ?ソウマ君は何歳なの?何かスポーツやってるの?」
ソウマ:「自分は22歳です!今年大学卒業して、今は社会人です。スポーツとゆうかダンスが好きで、ストリートダンスやってます!」
私:「にっ!22歳!?そんな若い子が何でこんなオバサンに会いに来てるの!?」
私は自分の格好が急に恥ずかしくなって、室内灯を消そうとスイッチに手を伸ばしましたが、その手をソウマ君に遮られ「電気、消さないでください。ずっと優子さんを視ていたいんで。」と見つめられ、その勢いに私も動けなくなり、手を握られたまま、ソウマ君の顔が近づいてきて、そのまま口唇を奪われました。
私:「えっ!?えっ!?私、今、キスされてる?翔君以外の人と、しかもこんな若い男の子に口唇奪われてる!?」
私は驚きと衝撃で身体中に電気が走ったような感覚になり、ソウマ君のその行動に抵抗することはなくされるがままにキスを受け入れてました。
始めはチュッ!チュッ!とフレンチみたいなキスを、時折強くディープなキスを何度も何度も繰り返してきました。やがてディープなキスの時に舌を出し、私の舌を探しあてるように執拗に私の口の中へと舌を押し込んできました。
少し強引なキスにも拘わらず、私はソウマ君の首に腕を廻し、しがみつき、ソウマ君の探し当てようとしている舌に応えようとしていました・・・
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