先輩という男に会わせたくないと思うばかりに私は、
真由美ちゃんに嘘になるかもしれない事を告げました。
翌日、家に真由美ちゃんを呼びました。 少し酒の力も
借りる事にしました。真由美ちゃんが好きそうな缶酎ハイも
帰りに買って帰りました。取りあえず2人で飲み始めました。
「大家さん。今日も呼んでくれて真由美嬉しいです。」
「そうか嬉しいか。」
「何かあった?」
「いや何もないよ。けど、真由美ちゃんに言いたい事がある。」
「何?真由美が悲しくなるような話?」
「俺の話を聞いてから判断してくれないか。」
「分かった。話を聞く。」
「真由美ちゃんの気持ちはよく分かった。それでだけど、
俺も直ぐに真由美ちゃんの希望と言うか望みを叶えてあげれないと
思うけど真剣に考える。だからもう少しだけ待ってほしい。
「真剣に考えてくれるの。真由美、待つ。」
「それと、お願いがある。待っている間だけでいいから
男と会ったり、デートみたいなことはしないで欲しい。
勝手な事言ってごめんな。」
「男の人と会ったりしない。真由美、約束する。」
「ありがと。」
私は、そう言うしか有りませんでした。最低の男です。
※元投稿はこちら >>