土曜の18時も過ぎていたと思います。
「大家さ~ん。」と、いつもテンション真由美ちゃんの声が
玄関先から聞こえました。私は、平常心をよそおい玄関まで
行きました。見た感じいつもと変わらない服装でした。
「大家さん。醤油貸してくれます?」
私は、使いかけでしたが、ボトルに入った方の醤油を貸すと
言うより真由美ちゃんにあげるつもりで渡しました。
真由美ちゃんが帰った後になって、ドキドキしてしまいました。
やはりOさんは私で無かったのだと考えたりもしました。
テレビを観ながら晩酌を続けていると、玄関先から真由美ちゃんの
声がしました。玄関に行くと醤油のボトルを持った真由美ちゃんが
居ました。「大家さんありがとうございました。」
そう言って、醤油を返してきました。その時、気付きました。
風呂上がりであること。服装も変わっている事。
寒いのに長袖のシャツ一枚。思わず「寒いから玄関締めて中に入れば。」
そんな言葉をかけていました。さらに「真由美ちゃん。コーヒーか
何か飲んでいく?」そんな誘うような言葉まで掛けていました。
真由美ちゃんも「どうしようか?いいんですか?」と、縁了した
素振を見せましたが部屋に入り暖かいコーヒーを入れてあげ
飲ませることになりました。私の視線は1ヶ所だけを
捉えていました。コーヒーを飲むと真由美ちゃんは帰りましたが、
本当にシャツ1枚であったことは間違いなく私の目で確認できていました。
Oさんとは、私のことで間違いありませんでした。
ということは、シャツを通してでしたが真由美ちゃんの
胸というか乳首がシャツから透けて見えたのも事実でした。
鼻血が出そうでした。こんな事が有っていいのか?もしかして
夢なのか?現実を疑ってしまう私でした。
クリスマス当日が来ました。早めに通販で買ったプレゼントを
いつもの場所にスタンバイしました。今回は、メモ書きも無しでした。
いつもより早い時間い真由美ちゃんもプレハブに現れました。
真由美ちゃんが持って来た手紙と引き合えに私が置いた
プレゼントの袋を持って出て行きました。
私は直ぐに手紙を回収しました。これは私にとってのプレゼントにも
なりました。
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