後ろから抱き抱えるように嫁の体を支えながら二人で同じ
湯船に浸かりました。嫁が泣き出しました。そしてひたすら
「ごめんね、ごめんね。」繰り返し言ってきました。いくら私が
「分かったから。俺も悪かった。」と言っても、何度も謝って来ました。
私は、時間をかけて嫁からお願いされて通り、体を綺麗に洗ってあげました。
その時は変な感情とか興奮をするなど一切ありませんでした。
風呂から出て、体も拭いてやりました。直ぐにまた私にしがみ付く嫁でした。
椅子に座る訳にもいかないので、寝室に行き敷いていた布団の上に座り込みました。
私は嫁に言って聞かせドライヤーを脱衣所まで取りに行き
濡れた髪を乾かせてやりました。小さな子供の髪を乾かせた経験はありませんが
黙って髪を乾かせている嫁は、まるで子供のようでした。
ドライヤーを片付けると嫁が私の後ろから抱き付いてきました。
「黙って最後まで私の話を聞いてくれる?」と、ようやく嫁がしゃべりました。
私は嫁の言う通り、黙って話を聞く事にしました。
嫁が私に話したことは私がまだ知らない事もありました。
・○○さんの事は全部知っていると思う。
・本当に○○さんを受け入れたし、数時間前もだよ
・携帯は途中で電源が切れてたけど、切ったんじゃないよ。
・あなたの制にしていれば楽だと思う気持ちも正直あった
・けど、まだ嘘をついている事があるから告白しようと決心した
・○○さんの所に行ったのも、そんな気持ちがあったから
・本当は行きたくなかった。
・ごめんなさい。本当に会いたかった人は別にいました
・けど自分勝手だと思う。あなたにも、本当に会いたかった人にも
これで終わりにしようと思う気もちで○○さんに会いに行った
・本当に会いたかった人を言うね
・今はもう会ってもいないし、近くにも居ないけど
前に通っていたジムで一緒に通っていた男性。
・仲良くなって食事に何度か行きました。
・正直言うね。その時に関係を持ちました。
私は口を出さずにはいられない感情に襲われました。
・健君との事だけど、その前のことなの
・健君とは、突然あんな事になったけど私の中で、どこか逃げ道が
言い訳が出来たと思いました。
・あなたがとる行動が私にとっては逃げ道だと思うようになった
・健君を受け入れる時も、これが始まりだと自分に言い聞かせてました
・そこからは、○○さんの事になってしまったけど
少し気が楽になったのも事実だと思う
・結果、そのことがあなたに知られてしまった時はもうダメだと思った
・けど、条件付きでもあなたが取ってくれた行動が私には救いでした
・知られていない事。言えなかった隠し事を言わなくて済む。そう思った。
私は、とにかく我慢をして話を聞きました。
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