あの日以来、私に本心を聞く事も出来ないまま時折思い出してしまい
何であんな事をしたのか?どうして私があんなことを仕向けたのか?
理解できない日々が続いたと。それでも、健とはラインではありますが
連絡やチョットした会話をするうちに気持ちも落ち着いては来たようでした。
私や会社にも報告をしていない段階で、先に会社を辞めて実家に戻る事になるかもと
相談をしていた事も分かりました。由香からは相談を受けている事を私には
言えなかった。健が会社を辞める事になったと私から聞かせれるまでは何も
その事について触れなかった。本当に久しぶりに家にきて食事をすることになったけど
健の送別会的な食事だったこともあり残念な気持ちと、また顔を合わせたらどうなるのかと
いう不安な気持ちは無くなっていたでした。それでも途中で思ったみたいでした。
この年末に日帰りとは言っても健の送別会をする日に急に帰りが遅くなる。
帰って来れないかもしれないって不自然に感じた。
もしかしたら、私が計画した事ではないかと思い始めたらしい。
あれだけ後悔をしたのに話をしている内にこのままだともしかしたらと
考えるようになってしまった。気を紛らわすつもりで必要以上に酒を口にしていたらしい。
気を紛らわすどころか、気分が高まる一方だったようでした。
色々な事が脳裏を横切ったと、このまま酔って寝てしまったら。急に健が抱き付いて来たら。
もしお風呂に入ったら。布団を敷くときも後ろから抱き付かれたら。時間だけが
過ぎていたらしい。布団を敷き終わった頃には、自分から何かを求めていたかも
しれない。そうなってしまう事を望んでいたかもしれない。
そんな思いが行動や仕草に出ていたと思う。健から抱き付いてくるように
仕掛けただけかも。という気持ちを聞かされました。
そして健を受け入れてしまた。と聞きました。その時に、嫁の上司の話もしていた
ようでした。健を受け入れる引き金となったのも最終的には、その話だったと思いました。
嫁は半分は健に相談のつもり、健はそんな話を聞き別の思いが。
話をしている内に自然と手が触れ、どちらかと言えば嫁が健を引き寄せた
感がある内容でした。そして、話は嫁の携帯について語られました。
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