嫁を抱きながら初めは私から質問をする形で
「送別会じゃなく、まだ居るとしたら関係を続けていたか。」
「自分では分からない。」「俺が承認していたらどうだ。」
「1回は会ってしまう。会わないという自信が無いよ。」
「それでまた抱いてもらうのか。」「会ってしまったらそうなるよ。」
嫁の答えは、もう会わない・そんなことはもうしない。ではありませんでした。
改めて対象者は誰なのか聞きました「それは、健の事か。それとも、あの男か。」
嫁は「健君じゃない。」と少し捻った感じで答えました。
直接、男を指名する言い方ではありませんでした。「健じゃないなら誰なんだ。」
「それは、○○さんの方だよ。」なぜか私は自分で聞いておいて急に嫉妬の感情が
湧きあがりました。嫁の言う人物も分かっていたのにです。
そんな湧きあがった感情を押さえながらも私は自ら更に自分が嫉妬してしまうような
事を嫁の口から聞く質問をしていました。嫁の答えや思いを聞くにつれ
嫉妬心が興奮へと変わっていきました。
「思い出の場所って言って事があったな。また行きたいか。」
「行ってもいいの。」
「行きたいのか。」「うん行きたい。」
「そんなに行きたい場所なのか。」「うん行きたい。」
私には、嫁の言う思いでの場所は分かっているつもりでした。
そんなに、あんな場所がいいのか。船着き場の小屋みたいな場所が。
もしかしたら、私が思っている場所じゃ無いのか。別の場所があるのか。
この時点では、まだ嫁から私に答えてきたり思いを聞かせてくる事は
ありませんでした。
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