その日の深夜、真由から連絡がありました。 食事をし絵に戻ってからも
オジサンとは、今どんな生活をしているのか?など、ごく普通の話をしただけと
報告が有りました。 また明日連絡するという事でした。
私は勝手な妄想をしました。 もしかして、この後は真由が寝て居る所にオジサンが…。
翌日の朝、連絡がありました。 電話での連絡でした。 理由を聞けば、オジサンは
今日も仕事らしい(土曜日)。 昨夜は何も無かったとの報告も受けました。
まだ朝だというのに、真由と話をしながらも夜の事を考えると異様に興奮しました。
オジサンには、どんな説明をしているのかを聞くと。
今は居酒屋で仕事をしている。 彼氏も未だに居ない。 休みの日は、友達と遊んだりしている。
家を出た後、どこに居るのかは報告していたらしいが、今も変わらないと言っているらしい。
そもそも住所までは教えていないようでした。 時間の経つのが遅く感じました。 朝、真由と電話で
話をしてから時計を見ると、まだ14時でした。 久し振りにパチンコで暇つぶしをしました。
帰りには適当に晩のオカズと酒を買って家に帰りました。 時間は18時頃でした。
真由からも電話がありました。 オジサンは残業で帰りはもう少し遅くなるとの事でした。
その後、真由から連絡が入ったのは、20時前でした。
少し前にオジサンも帰って来て、今はお風呂に入ってます。
私はおもわず、勢いで真由に返信しました。 真由も一緒に入ってあげる?
急には無理だよ。と、返事が返ってきました。 まぁー焦らない焦らないと、自分に言い効かせました。
真由も頻繁には連絡をしてこれる訳もなく、次の連絡を待ちながら一人家飲みをしていました。
そして私は、残念というか自分でも情けなく感じてしまう失態をしました。
少し横になったつもりが、そのまま寝入ってしまいました。 目が覚めて、焦るだけでした。
テーブルの上に置いてある携帯は着信有のランプが点滅していました。
携帯画面を見ると、時間は既に日付が変わり深夜2時台でした。
ラインが数件入っていました。真由からです。
最後に送られてきていた内容が、数文字表示されていました。
本当にいいの?……。急いでラインを確認しました。今からお風呂に入るね。 今夜は何か起こるかなー? 本当にいいの?
最後に送られてきていた時間は、深夜1時頃でした。 私は、寝てしまった事に悔やみました。
もう1時間以上は経過していました。 真由との約束で、何か起こりそうな時は、チャンスさえ有れば
電話を掛けて来るようにと伝えていました。 ある意味、条件の一つでも有りました。
その時点で、着信は入っていませんでした。 電話を掛けるタイミングが無かったのか?
それとも何も起こっていないのか? 私には、状況を把握する手段は有りませんでした。
寝てしまった事を悔いるしかありませんでした。
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